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2016.01.29 魅惑の白濁湯
魅惑の白濁湯

logbook #194 白骨温泉 かつらの湯 丸永旅館





長野県松本市と岐阜県高山を結ぶ奥飛騨を抜ける国道158号線
3000mを超える山々の連なる日本アルプスの風景は
まるで襞(ひだ)が連なるように見えることから「飛騨」「奥飛騨」と呼ばれました
ひときわ高くそびえる乗鞍岳の北東山麓の急な斜面に張り付くように
10数軒の宿持つ名湯「白骨温泉」はあります

魅力はなんといっても質の高い「白濁湯」
白骨温泉イコール白濁湯という印象を強く押し出しています

松永旅館4

松永旅館5

鎌倉幕府の時代、奥飛騨を抜ける街道は「鎌倉往還」と呼ばれ
鎌倉と北陸を結ぶ重要な道とされていました
その頃よりこの白濁湯は利用され
戦国時代には武田家の銀山もこの付近にあったことから知られていました
湯治客が多くなった江戸元禄年間に現在のような温泉街が賑わいを見せます

国道から県道に入り更に深い谷の斜面に
この白骨温泉の温泉街が開け、現在9つの宿が軒を連ねています
更に乗鞍スーパー林道の入り口付近にあたる1kmほど先に
3軒の温泉宿があります
白骨温泉の中でも混浴の残る宿は2つ、どちらもこのエリアにありました

そのひとつが「かつらの湯 丸永旅館」
男女別内湯と混浴露天風呂を備える、小さな民家風の旅館です
館内は改装されていて清潔感漂う静かな雰囲気
内湯も露天風呂も決して広くはありませんが
その分源泉も鮮度を保つには丁度いい広さかもしれません

やはり一際目を引くのは
魅力的な白濁湯

松永旅館35

白骨温泉は共同源泉ではなく、各宿に自家源泉を持つ温泉地ですが
ここ丸永旅館は両隣の宿より引湯しています
露天風呂は「小梨の湯 笹屋」の源泉を、内湯はあの名宿「泡の湯」の源泉を使用していることから
ここはある意味一軒の宿で二軒分の源泉を味わえる”おいしい”宿でもありますね

ただどちらの源泉温度も37度と低いので、加温されていますが
飲泉も可能という事から100%源泉掛け流しである事が伺えます

「白骨温泉」...はっこつおんせん??と実にインパクトのあるネーミング☆
もともとは「白船温泉」と呼ばれていましたが、温泉成分の沈着する湯船や木々が
人骨に見えた事と大正時代に中里介山さんの長編小説「大菩薩峠」の中で
そのイメージ通り「白骨温泉」として紹介したことから「しらほね」と呼ばれるようになりました
標高1500mの奥深い秘境のイメージを、更に強く印象付けさせますね

そのように”白骨温泉イコール白濁湯”ですが
「温泉は生き物」であり自然環境の変化によって敏感に温度や色、ひいては湯脈までをも変えてしまう自然の産物
代名詞である白濁湯が白濁しなくなってしまった時期がありました

時代は昭和のバブルを超え”平成の大不況”を迎えた時代
売りである白濁湯を失いかけた某グランドホテルは
経営不振を逃れようとした一心だったのでしょう、入浴剤を使用した温泉偽装問題を2004年に週刊ポストが取り上げ大きあニュースとして取り上げられます
それは一部の宿に過ぎなかった事例であったにも関わらず「白骨温泉」全体の温泉偽装のように取り上げられてしまいます

松永旅館8

それどころか、ここに端を発した温泉偽装問題は全国に飛び火し
名だたる有名温泉地でも次々と発覚する大きな社会現象となってしまいました
ただ当時の温泉法に抵触することもなかった為に大きな責任を取られることはなかったのですが
宿を始め地域に与える経済的損失は大きく、その後数年は白骨温泉にとって暗い時代が訪れました
なにより倫理的問題という社会的責任は人々の記憶に深く深く刻まれてしまいます

10年以上経った今でも「白骨温泉イコール温泉偽装」のイメージはついて回ります
それは前述した通り「白骨温泉イコール白濁湯」の代表選手であるが故なのでしょうね

偽装が発覚した翌年「温泉法」が改正され、結果的には日本の文化である”温泉”が再度見直される事となり
”躓き”をきっかけに全国の温泉宿も今後の温泉のあり方や”湯守”という考え方を大きく見直すきっかけになったのかもしれません

白濁湯だけではなく自然の中で色を変えていく魅惑的な、そして神秘に満ちた”温泉”☆
”五色の湯”という変化するお湯の色を売り文句にした温泉もあるくらいですから
それもまた「温泉は生き物」という大きな魅力のひとつではないでしょうか

松永旅館9

今も刻々と湧出し続ける白骨の湯
この日もエメラルドブルーの素晴らしいお湯が贅沢にかけ流されていました
丸永温泉の内湯の秘湯の雰囲気は
心の癒しをも満たしてくれる効能があります

露天風呂は男女共内湯のサッシからアクセスしていきます
女性の場合は暖簾と囲いがあるのでお湯に浸かった状態から露天風呂に行けるので
比較的入りやすいと思います

後ろに見えるのが男性用内湯の窓
こちらから見えていなくても
向こう側から見えていることもありますのでご注意を(笑)

松永旅館16

静かな山間にひっそりと佇む丸永旅館
露天風呂は囲いがあり景観はそれほどありませんが
まわりの木々や自然の息吹を十分に感じさせてくれることは間違いないですよ☆

松永旅館19

みうたん☆クローバーZの混浴ログ♪

【白骨温泉 かつらの湯 丸永旅館】
みうたんお気に入り度☆☆☆

【住所】 長野県松本市安曇4185-2
【☎︎】 0263-93-2119
【入浴料】 500円
【入浴時間】 11:00~15:00
【定休日】 無休

【HP】 丸永旅館HP

参考であり、変更もしくは過去のデータである恐れがありますのでご理解ください



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logbook #193 福島県 沼尻元湯







沼尻元湯前9
温泉の総湧出量日本一を誇る草津温泉
誰もが知っている”湯畑”で有名な日本が誇る温泉地
立ち並ぶ沢山の温泉宿に送られるお湯は毎分34,000ℓ
強酸性のお湯から立ち上る湯けむりは圧巻です

同じく強酸性の豊富な湯量を誇る源泉地が
実はここ福島県にも存在します
単一湧出口からの量としては日本一と言われる湯量は毎分13,400ℓ
但し草津との大きな違いは
全てのお湯を使い切る温泉宿の数も少ないため
そのほとんどが川にかけ流されているという贅沢極まりない状況
そして草津の湯畑のような観光地の賑わいは一切なく
人知れず今でもその源泉地帯からは湯けむりと共にお湯が溢れ出ています

沼尻元湯後29

猪苗代にある静かな温泉地の中ノ沢温泉
その近くにある「沼尻スキー場」にも数件の温泉宿を持つ沼尻温泉
この二つの小さな温泉地へお湯を提供している源泉が「沼尻元湯」です

沼尻温泉にある田村屋旅館の建物を左折すると
沼尻スキー場の側道のダートが現れ
そこを約15分ほど走ると小さな空き地のようなスペースが☆
ここに車を止めて源泉地帯までアクセスする事になります

目の前には二つの分かれ道があります
つまりルートは二つ
◻︎右側の登山道ルート(安達太良山の登山道を通るルート)
◻︎左側の谷側ルート(配管管理道ルート)
登山道のルートは急な勾配があるため、谷川ルートをお勧めします
但し崩落箇所がこの時も2箇所ほどあったので
細心の注意を払っていく必要があります
所要時間は30分ほど
体力的にもそれほど困難ではなく、むしろ谷川には絶景が広がり
景色を楽しみながらのあっという間のトレッキングになるはずです

途中に見える「白糸の滝」
これが源泉地帯から流れる滝で、この滝の奥に「沼尻元湯」はあります

沼尻元湯前5

訪れたのは紅葉真っ盛りの10月中旬
暑くもなく寒くもなくという温泉日和
沼尻元湯の源泉地帯に近ずくにつれ
目の前には山肌を露わにした荒涼な風景が広がります

そのゴツゴツとした地獄谷に伸びる塩ビ配管と木道
さらに先へ進むと草津の湯畑のような木筒の並ぶ風景が広がります
ただそこは観光地ではなく、今でも危険な火山性有毒ガスが立ち込める危険地帯
基本的には立ち入りを制限している区域です

江戸末期より硫黄の採掘が始まり
明治に入ると西洋の採掘技術が渡来し、一気に硫黄鉱山としての活気を見せはじめます
沼尻温泉にある田村屋旅館の前身も明治19年にこの元湯に創業
ここに来る途中にその跡地を見ることができました
(現在はその建物は平成6年の台風により倒壊)
しかし明治33年(1900年)に安達太良山の大噴火があり
多くの被害が出ます

沼尻元湯前15

その後息を吹き返した硫黄鉱山は明治末期から大正時代にかけて
火薬の燃料やマッチの原料などの需要が増え硫黄採掘も急ピッチで進められ
1913年(大正2年)には磐越西線の川桁駅から沼尻まで
総延長15kmの輸送用鉄道”磐越急行電鉄"が開通
1968年(昭和43年)の沼尻硫黄鉱山の廃坑まで多くの労働者や観光客が訪れました
その賑わいは沼尻の温泉の最盛期でもありました

上流の噴火口のある沼ノ平からは豊富なお湯が湯の川となって流れ
あちこちに湯だまりを作っています
スコップ持参の方もいるようですが、ほとんどその必要はないと思います
なので自分の気に入った、気の向いた場所で入浴することが可能です

もちろんココは天然の野湯
脱衣所なんて一切ありませんので老若男女、気にせず開放的に脱衣してください(笑)
いざ入湯!
おお~~♪と声をあげたくなるくらい至福の時がワタシを待っていました

沼尻元湯前25

何よりもこの絶景が素敵です♪

沼尻元湯前27

川湯や湯の川にしては珍しく、温度にムラのない適温☆
普通は変に熱すぎたり、冷たすぎたり、足の先は冷たいのにお尻はアチチ...なんて経験も多いですよね
ここはそんな心配がない湯浴みを楽しめます

ワタシたちが最初に選んだ湯だまりは、ちょっとした滝のような流れの場所
胃腸の名湯と呼ばれる強酸性の効能にプラスして
マイナスイオンという効能☆が含まれてとても快適
100%天然のジェットバス、天然のジャグジーを体感できますよ

この日は霧が深く立ち込め、さらに上流は視界が狭められ風も弱い状況だったため
これ以上は進みませんでした
1997年には霧の深い中、沼の平に迷い込んだ登山客4人が
火山性ガスで死亡する事故が起きています
硫化水素は無味無臭、即死亡する恐ろしいガスですので
ここ沼尻元湯でも”無風”の時はガスが滞留するため立ち寄らないほうが良いでしょう

沼尻元湯前31

お友達の”はまべー”さんと仲良く滝壺で☆
気持ちいい~♪

沼尻元湯後1

どうです、凄くないですか~??
まるで別世界に迷い込んでしまったかのようなロケーション
まさにワイルドな野湯を満喫できます

普段は文明の利器に頼りすぎて、どこにでもどんな場所でも
簡単に移動ができるのが当たり前の中で
沼尻元湯は、わずか30分ほどですが自分の足で歩かないとたどり着くことができない場所
だからこそ、そのありがたみを強く感じられるのでしょうね☆
体だけでなく心も癒され、大きな達成感に包まれます

「ハダカが正装」って言葉が本当にぴったりの沼尻元湯
温泉街に送られる引湯の塩ビ配管と共に走る木道には
時折登山客の姿がみられます
..ということはこちらの姿も見られる..(汗)
しかも場所によっては結構な至近距離
この時も一人のハイカーに完全に見られてしまいまいましたっ!..が
ここではあまり気にもならず(笑)その非日常の世界を楽しめました

沼尻元湯後11

移動した下流付近は流れも穏やか
次第に霧も晴れてきて青空が広がってきました

平日の昼下がり
気の合う仲間とハダカの付き合い
まさにココは「タイムレス」な世界
誰もが衣服だけでなく地位も名誉も何もかも脱ぎ捨てて
リラックスできる場所がここにはあります
とっても気持ちいいものですよ♪

沼尻元湯後20

春の優しさ、夏の匂い、秋の高い雲、冬の張り詰めた空気
季節の足音や風を感じる瞬間
気がついたら、そんな五感を感じることなく毎日を過ごしてしまっている
人が本来持つ潜在意識や下意識
個々が持ち合わせている様々な能力を呼び覚ます鍵は
もしかしたらこんな風に五感に語りかけることなのかもしれません

”急がば回れ”
日常の中でちょっと足を止めて
自然に触れる時間を作ることで
もっと効果的に気持ちの良い毎日が送れるということですね

沼尻元湯後15





みうたん☆クローバーZの混浴ログ♪

【沼尻元湯】
みうたんお気に入り度☆☆☆☆☆

【住所】 福島県耶麻郡猪苗代町大字沼尻
【☎︎】
【入浴料】
【入浴時間】
【定休日】

※基本的にここは立ち入り禁止区域です

【HP】


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浮世絵の露天風呂

logbook #192 中ノ沢温泉 平澤屋旅館





「うつくしま ふくしま」
見事なキャッチコピーでPRする福島県は
面積が北海道、岩手県につづく第3位でありながら人口密度では全国39位
つまり人が踏み入れない自然の宝庫だという事

福島県は大きく3つのエリアに分けられます
いわき市のある「浜通り」
郡山市や福島市のある「中通り」
そして会津若松や喜多方市のある「会津地方」
今回訪れた場所は「会津地方」きっての観光地”猪苗代町”

IMG_8793のコピー

全国で3番目に大きな湖”猪苗代湖”や
雄大にそびえる”磐梯山”
裏磐梯には磐梯山の大噴火が作り上げた”五色沼”や”桧原湖”
冬にはスキーやスノーボードで賑わう”アルツ”や”裏磐梯猫魔”などメジャーなスキー場など
数多くの観光スポットを持つ町です

そんな中ひっそりと息づく温泉街があります
「中ノ沢温泉」
数件の温泉宿がメインの通りに佇むのみの静かな場所で
すぐ近くには”沼尻スキー場”があります

「鄙びた」とはまた違った「寂れた」感のある中ノ沢温泉
唯一の混浴風呂を持つ「平澤屋旅館」を訪ねました

IMG_8797のコピー

宿のHPでも「ザ・昭和」と打ち出すほど
何の変哲も無い「普通」と「昭和」の似合う建物は鉄筋3階建て
赤絨毯のロビーと売店の館内、定番ですね
ホスピタリティーはしっかりとした印象でした

男女別内湯の脇に”露天風呂”と書かれた暖簾をくぐると男女共用の脱衣所があります
露天風呂に出ると白く青みがかったお湯が目に飛び込んできます
2月の雪の日なので外気温が低く湯気がたくさん!
あまりの寒さにすぐさま飛び込みます

お湯は強酸性の含硫黄-カルシウム・アルミニウム-硫酸塩・塩化物泉
明礬泉の香りの漂う、それでいて肌にはなじむお湯です
寒さに震えていた肌に満足感がひろがります
極楽~♪

IMG_8857のコピー

この露天風呂の特徴は何と言ってもこの浮世絵の美人画
お風呂といえば富士山、タイルの幾何学模様が多い中
なんとなく目を奪われる浮世絵です
浴室に浮世絵って殆どイメージありませんが
その大胆な発想にオーナーのセンスが伺えますね☆

湧出口からドバドバと流れ出るお湯は
この中ノ沢から直線距離で7km先の安達太良山の噴火口近くの
「沼尻元湯」より引湯しています
安達太良山の登山道に広がる沼尻元湯には
草津の湯畑と同じ技法で木筒の温泉道が張り巡らせてあり
地獄谷のような山肌が露わになった荒々しい光景は圧巻です
今でも硫化水素による危険区域が設けられていますのでご注意を!

その湧出量は毎分13,400ℓ、草津の毎分34,000ℓには敵いませんが
単一湧出口からの量としては日本一を誇ります
現在は沼尻温泉のロッジと中ノ沢温泉に引湯されるのみと温泉地自体に宿の数が少ないので
余ったお湯はそのまま使われずに沢に流されているといいます

なんとも贅沢な~

明治21年から昭和43年まで行われた沼尻硫黄鉱山の採掘では
磐越西線に硫黄を運ぶための手段として総延長15kmの軽便鉄道である
「磐越急行電鉄」が川桁駅から沼尻まで走り
多くの労働者やスキー客や観光客が中ノ沢に訪れ賑わっていたそうですが
沼尻鉱山の閉山により軽便鉄道も廃止され
この温泉街もひっそりと静まり返っています

IMG_8821のコピー

豊富なお湯の量を誇る隠れた名湯「中ノ沢温泉」
猪苗代の観光の一つとして盛り上がって欲しいですね☆


みうたん☆クローバーZの混浴ログ♪

【中ノ沢温泉 平澤屋旅館】
みうたんお気に入り度☆☆☆

【住所】 福島県耶麻郡猪苗代町蚕養沼尻山甲2855-133
【☎︎】 0242-64-3821
【入浴料】 500円
【入浴時間】 11:00~16:00
【定休日】 不定休(要確認)

【HP】 平澤屋旅館HP

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期間限定のお知らせ
〜もののふのへやへ〜


いつも「みう散歩」をご覧いただきありがとうございます
私みうたんの更なる冒険記(パス制ブログ)の「もののふのへや」では
共に混浴王への冒険をしてくださる”もののふ隊”を
期間限定で募集いたします

お手数ですが以下の条件で賛同してくださる方のみご参加くださいね♪


※過去にコメントを数回でもくださった方に限ります

「コメントを書く」から「管理人への秘密コメント」にしていただき以下の質問に全てお答えください


◻︎お名前(ニックネーム)

◻︎年齢・性別

◻︎お住いの地域(都道府県)

◻︎なぜ冒険に参加したいのか?

◻︎その他メッセージ

メールアドレス欄にメールを明記の上
申し込みをお願いします☆


少数精鋭での限定ブログですのでご理解のほど
よろしくお願いいたします
もののふのへやへの募集は不定期で定期的に行っていきますね♪

みうたんより
ノスタルジックな旅籠(はたご)へ☆

logbook #191 宮城県 鎌先温泉 木村屋旅館





仙台の奥座敷として有名な「作並温泉」「秋保温泉」
古くから湯治場として栄えた「鳴子温泉」と
宮城県には多くの温泉地があります
そんな中ワタシも初めて聞いた温泉地が「鎌先温泉」

鎌先温泉 木村屋旅館12

開湯はなんと今から600年ほど前の1428年の室町時代
地元の農民が山を草刈り中に、喉を潤すために水を求めたところ温泉の湧出を発見
鎌の先で伺いながら温泉を掘り当てた事から「鎌先」という名前がついたそうです

宮城県の南部に位置する「白石市」
宮城蔵王の玄関口であり仙台藩の支城である白石城の城下町
歴史を感じる人口3万5000人の静かな街です
素麺と違い「油を使わない手延製法」を忠実に受け継ぎ
一本一本丁寧に延ばし仕上げた独自の伝統の逸品「うーめん」が有名です

鎌先温泉 木村屋旅館7

その白石市から車でわずか30ほどの山あいに鎌先温泉はあります
現在はわずか5件の宿が残る小さな温泉街ですが
一歩温泉街に足を踏み入れるとノスタルジックな宿の佇まいに
古の時にタイムスリップしたかのような錯覚に☆
細く入り組んだ路地、木造建築の旅館群
宿泊者は温泉街の入口にある共用の駐車場に車を止め歩いていくので
足腰の弱い方や大きなトランクがあると大変なのですが
小京都を思わせる風情ある景観に心安らぎます

鎌先温泉 木村屋旅館9

その中で一際目を引く建物が木造4階建の老舗旅館「湯主一條」
今の建築法では絶対に難しそうなこの建築は
大正時代に宮大工が釘一本使わずに建てたもの
東日本大震災でもビクともしなかったそうです

現在で20代目というから驚き!
一條の祖先は京都の公家
戦国大名の今川義元の食客として仕え
織田信長に敗れた桶狭間の後東北に落ち延び
この地の湯で傷を癒し、そのまま宿屋を始めたそうです

伊達政宗、片倉小十郎も入湯したといわれます
まさに鎌先温泉のランドマークとして「Old Beauty」を今に伝えます

鎌先温泉 木村屋旅館6

今回訪れたのは鎌先の温泉街の中で最奥の最も高台に建つ「木村屋旅館」
1999年に改築した建物は鉄筋の5階建て
立派な石垣はお城のような佇まいを誇ります
この宿の創業は元禄元年(1688)で400年の歴史がある老舗旅館

ふたつの源泉を持ち、泉質はナトリウム-塩化物硫酸塩泉
わずかに鉄分を含むお湯は茶褐色の”にごり湯”になっていて
肌に優しくなじむ素晴らしい名湯
昔から「傷は鎌先」といわれる薬湯で湯治客には人気のお湯です

鎌先温泉 木村屋旅館1

最上階には男女別の内湯「殿の湯」と「姫の湯」とそれぞれの露天風呂「月見浴殿」
そして混浴内湯の「天狗岩風呂」があります

最上階にある「月見浴殿」からは鎌先の温泉街が一望できる素晴らしいロケーション
ただワタシが入浴したのは日没後だったので辺りは真っ暗でしたが
日頃の喧騒を忘れさせてくれるほどの静寂に包まれ心も体も癒されます
いつものごとく、宿泊のお客さんも少なかったので
男湯に潜入させていただきました~ごめんなさい...
内湯も共に改装されてからの湯殿らし新しい感じでした

さぁメインの混浴内湯の「天狗岩風呂」
こちらは本館の1階の一番奥の方にあり
改装前の旧館的な雰囲気漂う廊下の先にあります
なのでちょっと寂しい雰囲気のエリアを抜けていきます

鎌先温泉 木村屋旅館16

「天狗の岩風呂」
鎌先の山に昔から伝わる天狗伝説をもとに
天狗の棲家をイメージして作ったそうですが
なにせ薄暗く、なんとも不気味な印象
柱ともいえないような鍾乳洞のような感じで
奥の方はちょっとした洞窟風呂になっています

ハッキリ言って....怖いです....(汗)

男女別の脱衣所からアクセスしますが
ワタシは怖がりなので男性用脱衣所でカレとヌギヌギ..
違う意味で女性一人での入浴は、やっぱり怖いと思います
ここだけは男性でも誰かいてくれた方が安心できそう

鎌先温泉 木村屋旅館21

鎌先温泉 木村屋旅館19

浴室の壁には天狗のお面が!
一層不気味さを醸し出しています...
ただただ静寂の中にお湯の流れ出る音だけが響きます

鎌先には天狗伝説だけでなく河童伝説や
あの”かぐや姫”伝説も語り継がれています
きっと人里離れた山間だけに
人々を寄せ付けなかったミステリアスな場所だったということでしょうね
天狗岩風呂はちょっと怖かったけど(汗)

高度経済成長もバブルの波も跳ね除け
古の時の流れを今に伝える鎌先をぜひ皆さんも感じてみてください

鎌先温泉 木村屋旅館24


みうたん☆クローバーZの混浴ログ♪

【鎌先温泉 木村屋旅館】
みうたんお気に入り度☆☆☆

【住所】 宮城県白石市鎌先温泉1-51
【☎︎】 0224-26-2161
【入浴料】 500円
【入浴時間】 10:30~16:00(天狗の岩風呂利用可能か電話で確認)
【定休日】 不定休(要確認)

【HP】 木村屋旅館HP

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今も変わらずに...

logbook #190 作並温泉 岩松旅館








岩松旅館1

杜の都”仙台”
ワタシもカレも大好きな街のひとつ
東北唯一の政令指定都市として発展し
海も山も自然が多くあります

仙台の市街地から車で30分も走ると
元祖”仙台の奥座敷”と呼ばれる「作並温泉」に入ります
大型旅館から小さな温泉宿まで数件が軒を連ね
中でも最も歴史が古く
そして唯一の混浴宿として残るのが
ここ「岩松旅館」です

仙台市と山形市を結ぶ国道48号線沿いにあるので
山間といえども宿の目の前を通る国道の交通量は極めて多いです
岩松旅館の駐車場は道路を挟んだ反対側にあるので
渡る際にはぜひ注意をしてくださいね☆

岩松旅館5

創業は200年前の寛政8年(1796年)と歴史の深い宿
何と言ってもこの渓流沿いの露天風呂が有名ですね☆
室町時代に岩松対馬尉 藤原信寿という人物がこの作並の地に移り住みます
当時は蝦夷地として深い深い僻地であったこの地で湧き出る温泉を人知れず守り
11代目の寿隆(喜惣治)になり”秘されたこの湯を世の人々に分かち合いたい”
と藩に申し出て開発が始まります
実に8年の歳月をかけ何もない山間に道路の整備が始まり”古湯”を完成させます
これが現在の「鷹泉閣(ようせんかく)岩松旅館」の前身です

さらに古くは721年に奈良の高僧”行基”が東北地方巡業時に発見
渓流の響きと共に聞こえてきた仏法僧の声に誘われて深い森の斜面を降り立つと
碧色の泉水をたたえながら沸き立つ白い湯気が!
これをお仏さまのお導きと合掌した言い伝えがあります

その後1189年には源頼朝が奥州藤原氏征伐の際に兵馬を休めたと言われるのがこの作並温泉
頼朝が矢で仕留めた鷹を追って深い渓谷に入ると
そこには湯煙をあげながらこんこんと沸き立つ温泉があり
先ほどの鷹が湯壺に浸かり傷を癒し
やがて大空に羽ばたいていきました

岩松旅館9

それを見た頼朝も自ら体を湯に浸し休めると
たちどころに長い軍旅の疲れが取れ癒されたので
兵達にも浸からせ軍勢も精気を蘇らせたと言われています

この宿の始まりでもある”古湯”を作った岩松喜惣治に
伊達の殿様からは功労を讃えられ
頼朝の伝説を元に岩松旅館の屋号「鷹泉閣」の名称を授かり今に至るそうです

喜惣治が開発を手がける以前は
当時の奥州仙台領遠見記に作並を紹介されるも
湯治客が来るような著名な温泉地ではなかったようですが
1878年(明治11)になると古湯・新湯(その後1855年に創業した現在の神の湯作並ホテル)の二件で
年間2500人と秋保温泉をもしのぐ温泉地に成長します

岩松旅館15

岩松旅館は5つの源泉を持ち
そのうちの4つは渓流露天風呂の4つある湯船にそれぞれ分けられています
同じ露天風呂で違う源泉を楽しめるなんて
なんとも贅沢な気分になれます☆

手前から”しん湯””瀧の湯””鷹の湯””河原の湯”
その他に女性専用の”香華の湯”
本館にある男女別内湯”不二の湯”とまさに温泉三昧
源泉温度は52℃~61℃のナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物泉
無色透明のお湯でほんのり硫黄の香り漂う
体に優しいリラックスできるお湯です☆

岩松旅館22

広瀬川の上流に位置する作並温泉は
切り立った谷が続く渓谷にあります
その為か谷底にある渓流露天風呂は
夜はもちろん日中でも国道や温泉街の喧騒は一切届かず
ただただ作並の自然と200年前と何ら変わらず
古の時をゆっくりと刻んでいます

4つのすべての湯船は立派な大きな屋根の下にあり
側面は切り立った崖を利用して作られている全天候型の半露天風呂
雨の降る日も雪の降る日も
自然の変化を眺めながら安心して入浴を楽しめます

ワタシの大好きな湯船が”鷹の湯”
以前は湯船の縁がヒノキ風の木造りになっていて
とても暖かみがったのですが
今は御影石風のタイルに変わっていました

この場所でこんな風にのんびりとリラックスしながら
目の前に流れる広瀬の渓流の音を聞きながら目を閉じると
なんとも言えない至福の時があります
幸せ~♪

岩松旅館23

平日の夜遅くだったので誰もいない貸切状態でしたが
お一人地元から来られている殿方とご一緒できました
せっかくなので同じ湯船にご一緒させていただき
いろいろなお話で盛り上がりました
これも混浴温泉ならではの醍醐味ですね

この岩松旅館の露天風呂は
記念すべきワタシの混浴デビューの場所なんです☆
....かれこれ11年ほど前の話ですが...
本当に混浴ってあるんだな~って思いと
老若男女それぞれが自然に湯浴みを楽しむ姿に
もともと開放的なことが好きだったワタシは
とても感動したのを覚えています☆

恥じらい?というかお風呂って裸で入るのが当たり前なので
変な恥ずかしさは一切ありませんでした(笑)
初めて連れてきてくれたカレの方がびっくりしていました☆
(*ノω・*)テヘ

岩松旅館3

そしてここの名物は露天風呂へ続く長い階段☆
”名湯に長い階段あり”(勝手に名言!?を作りました)
行きはヨイヨイ系ですね..
体力ないワタシには厳しいのでエレベーターが欲しいと言いたいところですが
ここだけは200年の歴史の面影を今に残すこの宿を
語る上では欠かすことの出来ないこの88段の階段です
一歩一歩を味わいながらお湯を楽しむという価値があると思います

ワタシが初めて訪れた時と変わらず
200年の歴史を刻む岩松旅館の露天風呂☆
今までもこれからも
変わらずにあり続けてくれることを
心から願います

またここに帰ってこよう♪

岩松旅館20


みうたん☆クローバーZの混浴ログ♪

【作並温泉 岩松旅館】
みうたんお気に入り度☆☆☆☆☆

【住所】 宮城県仙台市青葉区作並温字元木16
【☎︎】 022-395-2211
【入浴料】 1500円
【入浴時間】 11:00~14:00 / 日祭日は~13:00まで
【定休日】 不定休(要確認)

【HP】 鷹泉閣岩松旅館HP

参考であり、変更もしくは過去のデータである恐れがありますのでご理解ください



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