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山中に輝く宝石箱♪

logbook #221 燕温泉 河原の湯






燕44のコピー


細長い日本列島を分断する様に走るフォッサマグナ
その東側の山々を形成する中のひとつ「妙高山」
見事な馬蹄形のカルデラ外輪山を従える妙高山の東側の山裾には
スキー場が広がり関温泉、赤倉温泉などの温泉群もみられます

標高2.450mの妙高山は越後富士と呼ばれるほどの秀麗な山容を持ち
子供が登る日本百名山のひとつとして
夏山シーズンには子供から高齢者まで幅広い登山客が訪れます

その東麓の登山口となるのが標高1,100mと
妙高山最高地の温泉「燕温泉」です

燕1のコピー

狭く急な傾斜の通りに
現在は5軒の温泉旅館と2軒のお土産屋さんがあるのみの
小さな温泉街の燕温泉
その昔には温泉街のすぐ先に「燕温泉スキー場」もあり(2007年に廃止)
今まで多くの観光客を迎えてきた場所です

開湯伝説は弘法大師の発見と伝えられ
江戸時代に至るまでもすでに湯治場として賑わいを見せ
この一帯の覇者”上杉謙信”公の隠し湯としても知られ
明治28年に今の温泉街が開かれます

冬は深い雪に閉ざされる秘湯中の秘湯であった温泉地
”彼岸に来て彼岸に帰る”燕と同じ様に
夏の間だけ湯小屋を建てて営業していたことから
燕温泉と言う名前がついたとされる説を始め
”燕が多い”や”春燕が巣作りのための土を取りに来ること”
”中華料理で珍重される「燕の巣」を作る
「岩燕」の多い土地であった亊から付けられた”と由来は様々
それだけ古くから多くの人たちがこの場所を訪れ
このお湯に想いを馳せていたことが伺えますね

燕12のコピー

混浴ファンにとっては残念なことに
燕温泉の温泉宿の中には混浴はありません
登山道の入り口付近にある共同の露天風呂「黄金の湯」も男女別浴
なので今回ワタシが目指した場所が
燕温泉より徒歩10~15分にある山中の野湯「河原の露天風呂」
混浴秘湯ファンには有名な野湯です

燕温泉の温泉街を抜けると
妙高山の登山道がありメインのルートと河原の湯・惣滝(そうたき)に分かれるので
ここから河原の湯のルートを歩きます

登山の完全武装は全くいらず
スニーカーであればタオルひとつで問題なく
たどり着けるのでご安心を♪

燕14のコピー

燕17のコピー

紅葉の時期には見事な景観が広がる大田切渓谷沿いの
細い遊歩道を歩きますが、所々”落ちたらヤバし”な場所を歩くことも..
常に注意は必要ですよ☆
名物の吊り橋が見えて来ればもう少し!
ワタシたちが訪問した時には工事中で
足場で組まれた仮の橋を通りました

この先の川の支流沿いに進めば
「燕温泉 河原の湯」へ到着です

燕27のコピー

立派な男女別の脱衣所と10~15人は入れそうな大きな湯船
野湯と呼ばれながらも定期的に観光協会の方々の手入れが行き届いた
素晴らしい露天風呂☆
入り口付近には寸志を求める”ご礼儀”の箱もありました
ここはぜひ感謝の気持ちを持って入浴すべき野湯ですね

青みがかった乳白色のお湯は2つの源泉を混合させたお湯
含硫黄-ナトリウム・カルシウム – 炭酸水素塩・硫酸塩・塩化物温泉
お湯の湧出口は温泉成分で真っ白に染まっています
ほのかに硫黄の香りも漂い
さらっとしたお湯はとても入りやすい
刺激の少ない優しいお湯です

高い山の斜面に囲まれた谷にある露天風呂なので
開放感こそ少ないものの
すぐ側にはちょっとした滝や支流が勢いよく流れ
マイナスイオンを十分に満喫できます
湯船の青みがかった白濁湯は
山中に突如現れた宝石箱のように眩しく鮮やか☆

燕25のコピー

普段は休日の昼間ともなれば
多くの人で賑わう野湯ですが
早朝は誰もいませんでした
もちろん空いている時間帯を狙った訳ですが
それは”人”だけに限ったことではなく
カレの天敵でもある”アブ”の活動時間前を狙った意図もあります

このシュチュエーションなので
夏の河原の露天風呂はアブの大量発生間違い無し
カレ曰く「アブより早起きして行くぞ~」ですって(笑)

快適な露天風呂での時間を過ごすために
皆さんもぜひ工夫してみてくださいね☆
早起きは三文の徳でした♪

燕38のコピー


みうたん☆クローバーZの混浴ログ♪

みうたんお気に入り度☆☆☆

【住所】 新潟県妙高市燕温泉内
【☎︎】 0255-86-3911(妙高市観光協会)
【入浴料】 無料
【入浴時間】 日の出~日の入り
【定休日】 冬期(11月~5月)

【HP】


参考であり、変更もしくは過去のデータである恐れがありますのでご理解ください

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2016 残暑お見舞い申し上げます

IMG_9161のコピー2

まだまだ暑い日が続きます
皆様、くれぐれもご自愛くださいませ

ということで
残暑厳しいこの時期
期間限定での選ばれし者の扉
”もののふのへや”
のパス発行を行います♡


前回同様いくつかの質問にお答えいただいた方に
パスをお送りします
「もののふのへや」は
日本一の混浴王を目指すべく
選ばれたもののふの皆さんと共に
冒険するブログです
(より細かな写真と内容を楽しんでいただけます)

*********

※過去にコメントを数回でもくださった方に限ります
初めての方は今後数回のやり取りをしたいと思います

「コメントを書く」から「管理人への秘密コメント」にしていただき以下の質問に全てお答えください


◻︎お名前(ニックネーム)

◻︎年齢・性別

◻︎お住いの地域(都道府県)

◻︎なぜ冒険に参加したいのか?

◻︎その他メッセージ

メールアドレス欄にメールを明記の上
申し込みをお願いします☆


***********

少数精鋭での限定ブログですのでご理解のほど
よろしくお願いいたします
もののふのへやへの募集は不定期で定期的に行っていきますね♪

あっ!基本的にはノンエロですので
ご了承願います(笑)


みうたん

敵に塩を送った道の温泉☆

logbook #220 長野県 姫川温泉 朝日荘





日本列島を横断する大きな”割れ目”である”フォッサマグナ”
本州の中央部を南北に縦断する独特の構造発達史を持つ地帯
その西の端の線上に糸魚川~静岡構造線があり
姫川温泉はまさにその構造線上にある温泉です

姫川温泉1

松本市内より北アルプスを左に見ながら
国道147号線を北上、安曇野市から大町を抜けると
そこからは148号線で白馬を抜け信越の県境付近に姫川温泉はあります

姫川温泉は新潟県でもあり長野県でもある温泉(?)
3件の温泉宿からなりますが
2件の宿は長野県側、1件の宿は新潟県糸魚川市になります
秘湯の温泉地でありながら県を跨いでいるって面白いですね☆

姫川という河川は古くから氾濫や土砂崩れを繰り返してきた
暴れん坊な川で、平成7年の水害でも災害復旧工事の作業員が
14名も犠牲になるほどの難所です

姫川沿いに走る国道148号線は
別名「千国(ちくに)街道」と呼ばれ”塩の道”として長い歴史では
とても重要視されていた街道のひとつ
日本海からは塩や海産物が運ばれ
山国信州からは農産物や山の幸が運ばれました

姫川温泉10

戦国武将の一人、甲斐の国の名将”武田信玄”が窮地に陥った時
宿敵でもあり良きライバルでもあった上杉謙信が
重要な物資の”塩”を信玄公に送った逸話
「敵に塩を送る」の故事となる塩の輸送路として
とても有名な街道です

そんな歴史深い山々に囲まれた静かな温泉街
今回の「朝日荘」は長野県側の宿になります

外観は「ザ・昭和」の代表のような趣
館内に入ると広めのロビーがあります
混浴ですが脱衣所は男女別☆
しかも建物奥にある混浴大浴場にむかう長い廊下(結構暗め)は
ロビーからすでに「男はこっちの階段、女性は向こうの階段」といった具合で
別々に進まなくてはいけません
(これ、かなり心細いです)
なのでワタシはいつものようにクマさんについて行って
男性用脱衣所で脱衣☆

この脱衣所がまためちゃ広い!
コンクリート打ちっ放しの柱があり
雰囲気で言えば公共の総合体育館の通路脇の荷物置き場的な感じ?
片面の壁は岩が突き出る作りでした

姫川温泉24

浴室内もまた広く、天井は半透明の波板になっているので
昼間はとても明るく開放感はあります
床や壁のタイルやあらわになった天井の鉄骨は
温泉成分で変色している所など
やはり浴室も”ザ・昭和”な匂いがプンプンします
どことなく悪名高き"百穴”(ワタシは行ったことはありません)に似た雰囲気もあるかも..

ただ浴室内にド~ンと鎮座する数々の岩が印象的
これらは浴室のオブジェとして配置したものではなく
もともとそこにあった岩であり、そのまま自然を生かすように
宿を建てたそうです

姫川温泉23

とても綺麗な自然の大きな岩☆
模様も色もとても素敵ですね~
実はこの周辺の姫川流域は
全国でも有数の翡翠(ヒスイ)の産地なんですよ☆
もしかしたこの岩にも原石が含まれているのかな~??
発掘始めたら怒られちゃいますね(笑)

お風呂の岩は何のためにあるのか?
オブジェ?目隠し?...いいえ...登るためにあるのです(笑)
ということで写真ではお見せできませんが
誰もいない貸切状態だったこともあり
たくさん遊ばせていただきました~♪

あっ!お湯は含硫黄-ナトリウム-塩化物、炭酸水素塩泉
かすかに硫黄の香りのするなめらかな肌触りのするお湯でした☆
遊びすぎてすっかり逆上せてしまったので
涼しい広~い脱衣所で少しの間涼んでいました

パンツ履くところ、見ないで~(汗)

姫川温泉27


みうたん☆クローバーZの混浴ログ♪

みうたんお気に入り度☆☆☆

【住所】 長野県北安曇郡小谷村大字北小谷9922-3
【☎︎】 0255-57-2301
【入浴料】 600円
【入浴時間】 8:00~22:00
【定休日】 不定休(要確認)

【HP】 朝日荘HP


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混浴の宝石箱や~♪

logbook #219 中房温泉





中房温泉①1 綿の湯5のコピー

長野県安曇野から燕(つばくろ)岳を目指す山中に
信州を代表する秘境の一軒宿があります
その名も超有名な「中房(なかふさ)温泉」
このブログでも、行ってそうで行ってなかった名宿ですね

標高1450mの秘湯の宿は
夏でもエアコン要らずで快適☆
燕岳登山道の入り口として
シーズンには多くの登山客で賑わいます

この宿の魅力の一つが
何と言っても「混浴のデパート」と形容されるほどの
バラエティーに富んだお風呂
その数はなんと17☆
それだけの数の湯船に注がれる豊富な源泉の湯口は36箇所と
一宿では日本一の所有数を誇ります

更に数ある源泉の湧出口の多くを
敷地内の散歩道脇で実際に間近で見る事ができます

源泉温度は非常に高く90度以上
それでも「加水・加温」は一切なしの源泉掛け流し100%
様々な工夫を凝らした空冷式・水冷式という自然冷却装置により
温泉成分が薄められることなく湯船に注がれます

中房温泉①23 敷地昼6のコピー
散歩道のすぐ傍にある空冷式冷却装置☆

実際に見ることが出来るから信用度満点(笑)
中房温泉にはたくさんの外湯があり
しかも結構な山の中を歩くところも...
(ものの10分くらいですが..笑)
でもそれは”ロケーションがいいから”という単純な理由ではなく
出来る限り源泉湧出口に近い場所に湯船を作る事で
お湯の劣化を防いでいるのです
ただ広いだけの露天風呂や湯船の数をただ単に増やす事で
集客をする温泉施設と違い
まさに「湯使い」の優れた温泉宿なのです

なので温泉ファンにとっては「温泉・混浴のデパート」
彦摩呂的に言えば「混浴の宝石箱や~」(笑)
って感じです☆

中房温泉①3 敷地昼4のコピー

それでは中房温泉を紹介していきましょう☆
中房温泉の始まりは1821年江戸時代末期
この地に百瀬茂八郎により開かれた明晩鉱山
その際に湧出する温泉を利用し湯治場を設置しました

更に古くには
東日本の名湯開湯伝説ではお馴染み
坂上田村麻呂が征伐の際に、当地の鬼「八面大王」を退治した後に疫病が流行
収束させるために満願寺を建立
祈祷している時に疫病に効く温泉が湧出したのが
この温泉の始まりとも伝えられます

中房温泉には旅館部と湯治部に分かれ
それぞれ旅館部は新館、湯治部は本館(旧館)を使用しています
温泉をご紹介する上で分かりやすく
「外湯」「本館(旧館)」「新館」の3つに分けていきます

ちなみにあまりにもお風呂の数が多すぎるので
一泊二日ではなく二泊以上をお勧めします
(ワタシたちは強行軍の一泊でした...汗)
外湯には夜間入浴禁止の場所であったり
時間帯による男女入れ替えがあったりするので
スケジューリングも入念に効率良くお風呂巡りをしましょう☆

中房温泉マップ
(クリックすると大きくなります)
map.jpg



🔳外湯編

外湯には全部で10のお風呂があります



【湯原の湯】

中房温泉①9 湯原1のコピー

ここは中房温泉唯一の日帰り入浴施設
燕岳登山者が汗を流せるようにと作られたそうです
男女それぞれ二つの露天風呂があり
日によって男女入れ替え制になっています


【根羽の湯】

中房温泉③39 根羽の湯3のコピー

このお風呂は2015年にオープンした新しい貸切りのお風呂で
宿泊棟から最も遠く駐車場や合戦橋の直ぐ近くにあります
源泉は「湯原の湯」の湯元「妙見の湯」の源泉を使用
新しい杉の木作り感がとても癒し効果があり
居心地よすぎて住みたくなるぅ~(笑)

このお風呂は長野県の支財援事業
「信州の木活用モデル地域支援事業」の支援を受け
根羽村の杉を使ってつくっています
そして車椅子の方でも入浴しやすいように
バリアフリー設計されています☆



【白滝の湯】

中房温泉①28 白滝の湯3のコピー

外の湯の中で最も遠い露天風呂のひとつ
徒歩10分を要します
本館の裏手に回り、ちょっとした山道を進みます
新緑に包まれた静かなお風呂☆
「白滝の湯」へはサンダル履きではなくスニーカーをお勧めします
夜になると真っ暗で危険なため夕食以降の入浴は不可

山の上に源泉があり、白滝を描きながら岩の斜面を流れてきます
これも自然冷却の空冷式ですね
流れ落ちたお湯はまだまだ熱いので
一度小さな湯だまりに貯められ
そこから小さい湯船、そして大きな湯船へ注がれています
なので一番手前の大きな湯船が適温☆
このような温度調整を見るのも中房温泉の醍醐味♪

中房温泉①36 白滝の湯10のコピー

中房温泉①34 白滝の湯8のコピー

木々に囲まれているため薄暗く
一人ではちょっと心細いかな~
でも秋の季節は紅葉がとても綺麗でしょうね☆
素晴らしい露天風呂です
しばしボ~っとしすぎて時間の流れを忘れてしまいすよ♪

中房温泉①38 白滝の湯14のコピー



【菩薩の湯】

中房温泉①11 菩薩の湯10のコピー

新館より2番目に遠い露天風呂で徒歩5~6分
「白滝の湯」同様、夕食後は暗くなってしまうので危険につき入浴不可☆
なので一泊で中房温泉にお泊まりの方は、チェックイン後
速やかにこの二つの露天風呂を回るといいかもしれませんね

この「菩薩の湯」
湯船を作るためにこの場所を掘ったところ
な、なんと!土中からこの菩薩像が出土したことから
その名が付けられたという
なんとも御利益のありそうな露天風呂
入浴中も菩薩様が優しく見守ってくれていましたよ♪

中房温泉①15 菩薩の湯6のコピー

露天風呂の奥に道路があるせいか葦簀で目隠しされていて
せっかくの景観が、ちょっともったいないかな~って...
ここは大胆に取っ払ってもらいたいですね(笑)
..ってワタシは大丈夫でも
普通の女性は入りずらくなってしまいますね

中房温泉①13 菩薩の湯9のコピー



【根っこ風呂】

中房温泉の敷地内を見渡せる高台に位置する
”混浴”というよりは”お一人様”専用風呂☆
この湯船、思ったよりも深く
ワタシが立つとお腹のあたりまで浸かることができます

簾を上げてしまえば開放感のある根っこ風呂
カップルさんやご夫婦さんであれば
ギリギリ二人で仲良く入ることも可能かな☆
ワタシはカレと入ってみたら勢いよく半分以上のお湯が
ジャッバ~んと溢れてしまいました(笑)

湯船が小さいだけに
常に劣化されていない新鮮なお湯を楽しめます

中房温泉②7 根っこ3のコピー



【プール風呂】

中房温泉②9のコピー

「根っこ風呂」から敷地の斜面を少し降りたところに
この宿の名物風呂があります☆

それはもはや”風呂”ではなく..
「プール」です(笑)
25mのプールでご丁寧にコースロープもあり
3コースに分かれています

♪第2のコ~ス!25m正装自由形~みうたん!
当然このプール風呂を目の前にしたら
まずは泳ぎます☆
最初は平泳ぎですが..後半は”犬かき”☆...自由形ですから♡

中房温泉②13 温水プール5

少々湯底の”藻”が気になりますが...
特に夏場はお子さん連れにはメチャ楽しめるお風呂ですね
浮き輪を持ってプカプカ浮いているだけで楽しめそう~

このプール風呂☆
あなどるなかれ!ただのプールではありません
中房温泉の中にいくつかある国の「登録有形文化財」なのです!
ええっ~??
その選考理由が知りたいものですが...
楽しめて貴重なお風呂でした☆

中房温泉②12 温水プール4



【地熱浴場】

中房温泉②25 地熱浴場2のコピー

プール風呂より斜面を下がった所に
葦簀に囲まれた広いエリアがあります
覗き込んでみると、そこには浴槽はなく
一面にスノコが敷かれていました
ここは「地熱浴場」☆
地熱を利用した岩盤浴です

側にある棚から”ゴザ”と毛布が用意してあり
自分の好きな場所に敷きます

玉川温泉で岩盤浴の魅力にはまったワタシ!
さっそくゴザを敷いてゴロりん♪
あったか~い♡
6月の涼しげな山の空気の中
至福の時間です

夜になると真っ暗な中
ゴザを敷いて仰向けに寝れば
満天の星空を見ながらの岩盤浴
普段では経験できない贅沢な時間が待っています

残念ながらこの日は小雨交じり...
プラネタリウムはお預けでしたが
とても気持ちが良かったです☆

ここはたまに全裸で寝ている殿方もいるようですが
基本は浴衣着用です☆
..といってもワタシも夜は脱いじゃいましたが(笑)

中房温泉③10 地熱浴場8のコピー




【滝の湯】(貸切)

外湯唯一の貸切風呂で2つの浴室が対照的にあります
2~3人用の小さな湯船には
高い位置にある木筒からお湯がチョロチョロと注がれています
景観は望めませんが
誰にも気兼ねなく外気に触れながらの湯浴みは
とてもリラックスできますよ~

中房温泉②22のコピー




【蒸し風呂】

源泉”蒸し風呂2号”を使用した蒸し風呂☆
扉を開けると小さめの部屋には湯気がモクモク
ワタシ..閉所恐怖症なので(泣)
ちょっと覗いてすぐに出てきちゃいました

中房温泉①25a むし風呂1のコピー



【綿の湯】(足湯)

中房温泉③1 綿の湯6のコピー

薬師の湯1号・2号・3号混合泉を使用した足湯
不思議なことに足湯の屋根の梁の部分には”男”と”女”の文字が..
ええっ?足湯なのに男女別??

実はこの「綿の湯」はもともと後ろに見えている
「蒸し風呂」の”汗流し浴槽”として男女別の内湯だったものを
2004年に改装し現在の足湯の姿に☆
なるほど~
そんあ昔の名残を見るのも、また楽しいものですね



【月見の湯】

外湯にある露天風呂の一番人気の「月見の湯」
敷地内の一番高い位置にあるお風呂で
「根っこの湯」や「プール風呂」の上にあります
新館からも近い場所にある露天風呂なので
夜間でも使用可能です
但し本館・新館共に23時には施錠されてしまうために
それ以降は入浴できません

中房温泉③2 月見の湯5のコピー

何と言っても「月見の湯」の一番のゴールデンタイムは
陽の落ちた夜でしょうね☆
頭上を隔てるものがないので
晴れた日の夜には今にも降ってきそうな
満天の星空を楽しめます

明治・大正の小説家”吉田 絃二郎”は
夫婦でこの中房温泉を訪れた時
妻である明枝さんは中房に輝く満天の星を見つめ
「星ばかり美しき夜となりにけり」と詠んだそうです
(その俳句の碑は焼山に向かう登山道に)
それだけ見事な星空
アルプスの幻想にゆったりと身を預けてみては如何でしょうか

中房温泉③6 月見の湯7のコピー

湯船の周りにはたくさんの植物が☆
ツツジの花びらがとても綺麗でした

中房温泉③7 月見の湯3のコピー




🔳本館(旧館)編

中房温泉で最も古い湯治部の本館
玄関を開け廊下を進むとギシギシ響く音が
鄙びた雰囲気を更に演出します

本館には3つの湯船があります

【御座の湯】

中房温泉で最も古く歴史ある男女別内湯
かつては松本藩主をはじめ
日本アルプスを世界に紹介したイギリス人宣教師
ウォルターウェンストンが1912年に宿泊した際に
好んで入浴されたといいます


【大湯】

二階建ての男女別の半露天風呂

この二つは混浴でないことと
過密スケジュールだったので
今回はやむなくスルー...



【不老湯】

本館唯一の混浴大浴場でワタシのお気に入りのお風呂のひとつです☆

中房温泉②36 不老湯8のコピー

古い本館から渡り廊下で不老湯の浴室へ
本館とは対照的に、最近改装された新しい浴室内は
とても清潔感があります
存在感のある天井部分の梁はヒバを使用
浴室内のすべての壁は檜という
木のぬくもり、香りが漂う癒しの空間になっています

浴槽はコンクリートで固められ
無造作に大小の岩が配置されています
内湯でありながら一方は半露天のように大きく開かれているので
開放感もたっぷりです

夜になるとランプの灯りのような
優しい白熱球の光が檜の壁を照らし
ずっとこのままお湯に抱かれていたいと思える
居心地の良さがありました

中房温泉②42 不老湯4のコピー

中房温泉②38 不老湯10のコピー



🔳新館編

最後に旅館部である新館をご紹介します☆
新館には浴室が4つ


【家族風呂】【薬師の湯】

小さな湯船の貸切風呂が2種類あります
館内のお風呂は基本的に24時間入れるので
好きな時間にまったりと過ごせそうですね

中房温泉③12 家族風呂2のコピー


【大浴場】

さぁ新館の混浴です☆
「大浴場」は男女別の脱衣所から大きな浴室へ入ります
たまに女性も混浴と知らずに無防備に入ってきてびっくり!
何てこともあるみたいです(笑)

中房温泉③21 大浴場3のコピー

この「大浴場」でまず目につくのが
男女それぞれの洗い場のテリトリーを
邪魔するように隔てている木筒の湧出口!
これ、大浴場の天井に使われている梁(おそらくヒバかな?)と同じ
丸太一本をそのまま使っているんですよ☆
勢いよくお湯が出過ぎないように堰き止めてあります

こんなに大きなお湯の湧出される木筒は
”泡の湯”の露天風呂ものにも劣らない存在感☆
大迫力です

中房温泉③19 大浴場4のコピー

この「大浴場」でようやく他の宿泊客の殿方たちとご一緒しました
平日とはいえ、ある程度の宿泊客がいるものの
これだけのお風呂の数だからなのか
混浴でありながら一度も「混浴」していませんでした(笑)

日帰り不可、立ち寄り湯不可
宿泊客だけの中房温泉には
当然女性の裸目的の”ワ◯”さんは生息していません(笑)
皆さん紳士的に、かつ自然に振舞ってくれているので
安心して混浴を楽しむことができるでしょう

中房温泉③24 大浴場8のコピー



【岩風呂】

混浴大浴場で館内唯一の露天風呂である「岩風呂」へは
夜と朝の二回入浴しましたが
朝のチェックアウト前は殿方が5名ほど入られていました
おお~久々の混浴っぽい感じ(笑)

夜の岩風呂は静けさの中での入浴
灯りも必要最小限でした

お気付きですか?
何やら浴槽の中央部に大きな突起物...
ボスキャラでも出てきそうな正体不明の謎の物体...
岩で固められた源泉の湧出口です
てっぺんから93度の単純硫黄泉が湧出し
オブジェの様な岩の伝って浴槽にかけ流されています

これもひとつの空冷式自然冷却装置という訳です

本当に多種多様の冷却システムがあって
見ているだけでも楽しめますね

中房温泉③14 岩風呂2のコピー

さすがに殿方が慌ただしくチェックアウト前の
入浴をされている中での正装はご迷惑かなと思い(笑)
珍しくバスタオル巻きで...☆

皆さんが出て行った後
誰もいなくなった「岩風呂」を満喫しました☆

中房温泉③49 岩風呂11のコピー

*********

いかがでしたか?
これだけの数のお風呂を、一泊二日で回ったワタシ達..
我ながら凄い...(笑)
それでも湯疲れひとつせず、心身ともにリフレッシュ出来たのも
やはり中房の究極とも言える「湯使い」の賜物かもしれません

ぜひ中房でじっくりとお湯と向き合ってみたい方は
2泊以上の滞在をお勧めします!
これからやってくる秋の中房の紅葉は
きっと人生の記憶に深く刻まれる時間を提供してくれるでしょう♪

今回は長~いレポート
お付き合い下さいまして感謝です

みうたん

みうたん☆クローバーZの混浴ログ♪

みうたんお気に入り度☆☆☆☆☆

【住所】 長野県安曇野市穂高有明7226
【☎︎】 0263-77-1488
【入浴料】 700円(日帰り入浴施設”湯原の湯(男女別)”のみ)
【入浴時間】 日帰り入浴不可(日帰り施設”湯原の湯”は9:30~16:00)
【定休日】 不定休(要確認)

【HP】 中房温泉HP


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湯治場はもうひとつの我が家

logbook #218 鳴子温泉郷 東鳴子温泉 まるみや旅館





まるみや後1のコピー

温泉といえば、いまの若い世代のワタシ達にとって
”観光”や”レジャー”的な要素が強いのですが
そもそも日本の歴史において温泉とは”湯治”や”療養”のための役割を持って
長い歴史を歩んできたといえるでしょう

今では時代の波に押され、多くの温泉地が観光化していく中で
脈々と湯治の歴史を今に伝える温泉地のひとつが
鳴子温泉郷にある東鳴子温泉です☆

すぐ隣にある鳴子温泉には大型観光ホテルが並ぶのに対し
東鳴子の300m程のメインストリートに
自炊旅館や食堂、お土産屋さんなど
対照的な昭和テイスト情緒たっぷりの雰囲気が味わう事ができます

まるみや前2のコピー

歴史的背景やその役割を見ても
鳴子温泉と東鳴子温泉のコントラストは明確で
鳴子温泉はもともと農業従事者の閑散期の湯治場であったのに対し
東鳴子は漁業従事者の湯治場として賑わってきました

主に岩手から宮城・福島の漁師さんが中心で
エリア的に全ての宿で多かったのが石巻、塩釜、気仙沼、
唐桑、女川、南三陸、東松島
更に各宿ごとに自然と分担が決まっているのも面白いところ

例えば初音旅館では亘理や山元町などの漁師さん
大沼旅館では相馬周辺の人たちとそれぞれ宿ごとに分かれていたそうです

農業と違い海の海産物によって、それぞれOFFシーズンが異なることから
一年を通して湯治客で賑わいを見せてきたといいます

まるみや後14のコピー

まるみや前9のコピー

独特の色を持つ東鳴子温泉の中に
全国の自炊宿ファンから強い支持を受け、マニアが通う自炊宿があります
東鳴子温泉 「自炊の宿 まるみや旅館」☆
メインストリートより山手の方に一本入った裏の路地に建つ
木造二階建ての横に長い旅館です

ワタシ達もほとんどが観光的な旅館やホテルに泊まることが多いので
今回のまるみや旅館が、実は初めての自炊宿宿泊になります
ここは残念ながら”立ち寄り湯”不可
それも療養のために長期滞在するお客さんへの配慮と考えれば納得ですね

まるみや前8のコピー

まるみや前7のコピー

館内には普段見かけることのない自炊場や共同の洗面所など
ワタシ達にとっては新鮮に映るものばかり
部屋にも簡単なシンクとガス台、食器などが用意され
布団もセルフというシステム(自炊宿ではスタンダードなのでしょうね)
何より嬉しいのがチェックイン10:00!
ゆったりと過ごせるのが嬉しい☆
湯治療養はもちろん、鳴子温泉観光や湯めぐりの拠点にもお勧めの宿です

その名宿にこの人あり..!と温泉通の中ではとても有名なのが
まるみや旅館4代目のご主人”きくちゃん”
前評判通り(ネット情報 笑)とても話し好きで笑顔が素敵なきくちゃん
それでいて深く入りすぎず、あくまでも湯治療養しやすい環境作りをされている印象でした

ワタシ達も色々と大変お世話になっている大切な友人です

まるみや前15のコピー
~男女別浴室 "まるみやの湯”~

まるみや旅館の通を唸らせるお湯のひとつが
この男女別浴室の通称”まるみやの湯”
自家源泉まるみや1号、2号使用
冬場は東鳴子の赤湯共有源泉も流し込み温度調整を行っています
独特の緑がかった濁り湯で、湯底に溜まった温泉成分が
味噌汁の様に攪拌されることから通称「味噌汁の湯」として知られています

こちらのお湯は適温でとても肌にしっくりと馴染み
なるほど評価の高さが伺えます
いつまでもお湯に抱かれていたい
そんな幸福感に包まれますよ

まるみや前19のコピー

まるみや旅館のもうひとつの浴室が「混浴大浴場」
”まるみやの湯”の浴槽よりも大きな浴槽は
6~7人入浴可能な大きさ☆

こちらは東鳴子の共有源泉赤湯を使用
温度は...東鳴子特有の激アツ!
足を入れただけで熱湯が苦手なワタシには強敵...
といっても大抵はお湯の表面が熱く、湯底は適温の場合が多いです
こんな時は、焦らず慌てず☆
廊下に出て、きくちゃんの名を呼べば
正義のヒーローの如く
特製の湯かき棒を片手に素早く駆けつけてくれます(笑)
そして月光仮面のおじさんの如く
「ごゆっくり~」と去っていきます

今度はぜひ混浴しましょうね~

まるみや前35のコピー

まるみや前36のコピー

浴室内の壁のデザインや床のタイルなど
なかなかの昭和レトロなセンスが漂います

現在で4代目となる「まるみや旅館」
創業は大正元年 初代湯守 菊地宮乃さんが宿の経営をスタート
名前の”宮”を丸で囲んで、宿名を「丸宮旅館」に

昭和42年の湯治棟の改修の際に有限会社設立
現在の「(有)まるみや旅館」(屋号 元湯自炊まるみや旅館)となり現在に至ります

この混浴大浴場、改装前はひょうたん型のひと回り小さな湯船で
名称も「ネオンの湯」と呼ばれていました
名の通りネオン照明に照らされた浴室は
さぞかし雰囲気抜群だったでしょうね
そして当時の最大の特徴は、なんと!周囲に細長い水槽をめぐらせ
金魚を泳がせていたそうです
アクアリウム!
なんて斬新なアイデア☆
今では昭和レトロのこの宿も、当時は最先端だったのかも(笑)

まるみや前48のコピー

良き昭和の和やかな時代
時には100名ほどの湯治客で賑わっていたと言います
自炊湯治宿という事もあり
もちろん宴会などは基本的にない療養目的の宿ですが
そこは「まるみや旅館」の心意気
湯治客によって”勝手に”浴室前の広い廊下をが即席の宴会場に早変わり
様々な衣装に身を包み、そえぞれの十八番をお披露目するという
立派な演芸ショーが開かれる事もしばしばだったそうです
当時の楽しそうなお客さんたちの顔が目に浮かびますね

これもひとつの大切な療養だったのかもしれません♪

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そんな和やかな空気の流れる東鳴子
昭和の終わりの大型ホテル建設の波にもほとんど翻弄されず
独自の文化を守り続けてきました

しかしすべてを変えてしまったのは
2011年に東北を突如襲った東日本大震災
鳴子地区も被害を受けましたが
何より大きな被害を受けたのは、常連客の多くがいる三陸の漁師さんたち
あの日を境に連絡が全く取れなくなってしまった人
毎日を過ごすのに精一杯で湯治に来れなくなってしまった人
その他の不評被害により、一気に客足が減ったと言います

IMG_5931のコピー

「あの頃はいい時代だったな~」と
廊下に飾られた昔の写真を眺めながら話してくれました

その後、追い討ちをかけるように
お父さんが倒れ、最愛の奥様が他界されるなど
大変な数年間だったそうです
現在は寝たきりのお父さんの看病と中学に通う三男さんを見ながら
たったひとりで宿を切り盛りする毎日
相当な苦労だと思います

それでもきくちゃんはいつも笑顔でワタシたちを迎えてくれます

「おたくのお湯があるから
一年中こうして仕事ができるんだよ!」とか
「ほら!こんなに腕が上がるようになったよ~
このお湯のおかげ!」という
湯治客の声を聞くたびに力になるそうです

まるみや後26のコピー

きくちゃんはおっしゃいました

「湯治場はもう一つの我が家です」☆
自宅や実家、別荘などの他に
もう一つ「ただいま!」って帰れる我が家があったら
人生豊かになる
今、僅かに残る湯治宿には 
それが出来る可能性があると思いますと

混浴も自炊も真に必要なものは
必ず時代が拾い上げてくれる
そう信じていると話してくれました

ぜひ皆さんも
一度「まるみや旅館」に足を運んでゆったりとした時間を過ごしてみてください
もうひとつの我が家を持つ
これが本当の贅沢かもしれません
きっといつでもきくちゃんが
「おかえり~」と待っていてくれるはずです

あ!ちなみに
名称のなかった混浴大浴場は本日より名称が決まったそうです
「みうの湯」に決定だそうですよ(笑)
きくちゃん、本当にいいんですね~発表しちゃいましたよ☆

まるみや後41のコピー
~まるみや旅館 みうの湯~


みうたん☆クローバーZの混浴ログ♪

みうたんお気に入り度☆☆☆☆☆

【住所】 宮城県大崎市鳴子温泉字赤湯33-2
【☎︎】 0229-83-3139(留守番電話)
【入浴料】 立ち寄り不可
【入浴時間】
【定休日】 不定休(要確認)

【HP】 自炊の宿 まるみや旅館


参考であり、変更もしくは過去のデータである恐れがありますのでご理解ください

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