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恍惚のアブラ臭

logbook #214 鳴子温泉郷 東鳴子温泉 高友旅館





鳴子温泉郷の中でも、特に湯治色の強い温泉地といえば
東鳴子温泉の名前が挙がる事でしょう
鳴子温泉が高度経済成長期に観光地として大型ホテル化を進める中でも
長い間、昔ながらの湯治場として自炊宿を中心とした形を守ってきました

鳴子温泉郷の中心部の鳴子温泉は組合員施設の”農民の家”に象徴されるように
農家の方々の湯治場として発展したのに対して
東鳴子は三陸の漁師さん達の湯治場として賑わってきた歴史があります

高友8
~高友旅館「もみじ風呂」~

観光化されてしまった宿やホテルはほとんどなく
昔ながらの旅館が東鳴子の温泉街に軒を連ね
ピーク時は20軒あったの旅館も、バブル崩壊、震災を経て
現在では11軒に減ったものの
その中で8軒に自炊部があり、さらに7軒に混浴宿が残るなど
全国でも珍しい混浴密集エリアが構成されています

今回訪れた宿は東鳴子温泉の中でも人気の宿の一つ「高友旅館」
本館、別館、52年館(自炊部)からなる大きな旅館で
4つの泉質と7つの湯つぼを持つ湯治宿です

休日には多くの立ち寄り客で賑わいを見せます
高友旅館に訪れる方々の一番のお目当は
何と言っても「黒湯」
本館左奥にある大きな浴室の混浴風呂です

高友15
~高友旅館「黒湯」~

高友旅館の建物は増築を重ねた事で
7つある浴室も館内の離れた所に点在し
初めての入浴客はしっかりと説明を受けないと
間違いなく迷ってしまうほど複雑な作り(汗)
さらに館内のノスタルジックな雰囲気も重なり
高友ワールドのラビリンスに迷い込むことになります

一番人気の「黒湯」は男女兼用の脱衣所があり
浴室に足を踏み入れるとまず目に飛び込んでくるのが
温泉成分によって変色した床と高い天井
壁には源泉を送る何本ものパイプが化学工場のように露出し
観光ホテルの”見せる”浴室の作りには程遠い
湯治場特有の世界観を作り出しています

細長い円形を形取った湯船には「黒湯」の名前通り
暗緑のお湯が注ぎ込まれています
そして奥には一段高い場所に黒湯とは別源泉
”顕の湯”の「プール風呂」があります

高友18

「黒湯」の湯船に身を沈めると
このお湯の最大の特徴でもある
刺激の強い強烈な匂いがワタシの鼻を打ちます

コールタールのようなアブラ臭
東鳴子温泉を代表する独特の匂いのお湯は
地中の生物由来の有機物を多く含む事で
原油とまったく同起源の同じ物質が薄いながらも含まれる事から
この独特の香りを発します
まるでタイヤに囲まれたかのような感じ..

ワタシは...ちょっと苦手なのですが...(汗)

それでも全国からこの”アブラ臭”のお湯を求め
多くの方が東鳴子を訪れます
一般ウケではなく玄人ウケする
まさに温泉通を唸らせるお湯なのです

一方もうひとつの「プール風呂」は別泉質の”顕の湯”から引く
ナトリウム-カルシウム-炭酸水素塩泉☆
「もみじ風呂」と同じ源泉で
もともとは無色透明のお湯ですが
時間の経過や化学反応で濁り湯になったり
薄いブルーがかった色に変化します

プール風呂の周りにも濃い温泉成分が
長年蓄積して作った噴泉塔のような析出物もみられ
効能の高さ感じます

この一段高いプール風呂から眺める「黒湯」は
東鳴子温泉の貴重な遺跡とも言える貫禄
代々受け継いでいきたい宝物に見えました

高友25




みうたん☆クローバーZの混浴ログ♪

みうたんお気に入り度☆☆☆

【住所】 宮城県大崎市鳴子温泉字鷲ノ巣18
【☎︎】 0229-83-3170
【入浴料】 500円
【入浴時間】 10:00~15:00
【定休日】 不定休(要確認)

【HP】 高友旅館HP


参考であり、変更もしくは過去のデータである恐れがありますのでご理解ください

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