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八甲田山の名湯へ♪

logbook #228 酸ヶ湯温泉



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酸ヶ湯温泉15

青森県が誇る全国区の混浴温泉といえば
ココ「酸ヶ湯温泉」の名前が挙がります

温泉としてはもちろんなのですが
「酸ヶ湯」の名前を全国に轟かせるのが
真冬の天気予報やニュースでの酸ヶ湯周辺の”降雪量”!
ゆうに4mを超える積雪は世界有数の降雪量です

ちなみに世界の年間降雪量ベスト3は
1位 青森市 792cm
2位 札幌市 485cm
3位 富山市 363cm
ベスト3がなんと日本!
特に1位の青森県の降雪量の平均を引き上げているのは
紛れもなくココ酸ヶ湯のある八甲田山系の積雪によるもです

2013年に記録した積雪量は566cm!
およそ一般家庭の2階建ての高さ...
1902年(明治35年)に起きた世界最大の山岳遭難事故
”八甲田山雪中行軍”の舞台もまさにココ酸ヶ湯温泉の目と鼻の先
まさに冬の八甲田山では
大自然の猛威に誰もが
「天は我々を見放した」と呟いてしまうのでしょうね...

酸ヶ湯温泉25

湯治客から観光客まで幅広く人気を誇る
酸ヶ湯温泉の名物大浴場「千人風呂」!
見てください☆この迫力!
広さは実に160畳を誇ります
見事な湯気抜きを持った大きな天井を
中央に柱を持つことなく支えてるのって凄~い
だって真冬はあれだけの降雪ですよ...!

総ヒバ造りの浴室は、まさに全てが芸術作品です

江戸時代前期1684年に地元の狩人が
仕留め損なった手負いの鹿を追いこの付近まで探したところ
数日前に傷を負ったはずの鹿が
元気に山を駆け上がっていく姿を見て驚き
付近を探してみると山中にコンコンと湧き出るお湯を発見
(現在の”熱湯”付近)
その後このお湯の効能を知り
当時は「鹿湯(しかゆ)」となずけられました

それ以来古くから湯治場として人が通う様になり
地元の人が湯小屋を建て
山菜採りや狩人、マタギの人々へ開放しました
ちなみに「すかゆ」という名前は
もともとの「しかゆ(鹿湯)」が訛って語られる様になり
白濁した八甲田山系の火山特有の酸性硫黄泉の強い酸性から
「"酸"ヶ湯(すかゆ)」となったといいます

酸ヶ湯温泉45

300年の歴史を誇るこのお湯は
1954年に四万温泉・日光湯元と共に国民保養地第一号に認定されました

山深い秘境の温泉の一軒宿だけに
建物も大きく”旅館部”と”湯治部”に分けられた建物も7つ
部屋数129室、収容人数は180名の大型旅館!

玄関のある本館をはじめ
イ棟・7号棟が旅館部で部屋には広縁や床の間がつきます
2号棟・3号棟・5号棟・6号棟は湯治部
共にトイレは共同になります

新しい棟でも築50年は超えている様ですが
清掃は行き届き、良い意味で鄙びた感を味わえます
食事処やお土産やさん、マッサージ室や売店などの施設も充実していますが
増築による増築のせいか
館内は迷路のようなので、しっかり説明を受けてくださいね

全国の混浴が廃止に追い込まれている昨今ですが
ココはなんとか混浴を守り通している貴重な宿
でも数年前に女性客から、男性客のマナーの悪さによる苦情が相次ぎ
一時完全に男女の間の間仕切りをしたそうですが
常連客により”間仕切りに関する苦情”により
2005年に男女共に代表を立てての「混浴を守る会」を発足
正しい混浴マナーの啓蒙活動の元
なんとか混浴を維持していくことができました

確かに男性だけの団体では説得力がありませんが
女性の代表を立てることは必要ですね(笑)

その「混浴を守る会」が打ち立てた看板もユニーク♪
「見ればまいね(いけません)、見せればまいね」
津軽弁がいいですね~

酸ヶ湯温泉28

5つの源泉を持つ酸ヶ湯温泉
現在は「千人風呂(混浴)」と男女別内湯「玉の湯」があり
人気の千人風呂には4つのお風呂に分けられます
それぞれが別源泉という違いがあるのも魅力の一つですね

千人風呂へ入ると大きな湯船が二つ、手前と奥にあります
休日にもなれば立ち寄り客も含めて
たくさんの入浴客で大混雑...それはそれで
よく見かける千人風呂のポスターの如く大迫力ですが
ゆっくりとお湯を楽しみたい方には
やはり宿泊をお勧めします

ここでは別源泉の4つのお湯の入浴方法をお勧めしています

①まずはじめに手前の大きな湯船「熱の湯」で5分見を沈めます

「熱湯」は100%源泉かけ流し
名前とは裏腹にちょっと”ぬるめ”でびっくりしました(笑)
それでも白濁したお湯がジンジンと体の芯に語りかけてくるのがわかります

酸ヶ湯温泉31
~「熱湯」~

②次に奥の大きな湯船「四分六分の湯」に5分浸かります

またまたびっくり!
こちらの方が「熱湯」よりも熱めです
ワタシはてっきり熱湯の熱さの”四分六分”なのかと思っていました...
このお湯は源泉が「熱湯」の源泉よりも熱いので
水で薄めた混合泉となっています
入浴中は「熱湯」よりも熱く感じますが
入浴後のぬくもりの持続力が「熱湯」より弱く
その持続具合が「熱湯」の”四分六分”という事からつけられたネーミングだそうです

なるほど~
面白いですね

酸ヶ湯温泉41
~「四分六分の湯」~

③二つの湯船で温まった後は「冷の湯」へ

ひぇ~...(汗)つ、冷たい水の洗礼を受ける訳??
ここは浸かる湯船ではなく「掛け湯」「かぶり湯」☆
つまりここで「冷の湯」を頭からかぶるという事です
..かぶったと言う事で(笑)

でもご安心を
ここも名前の如く”冷たい水”ではなく、ぬるめの正真正銘源泉です
ことごとくネーーミング通りではないですね(笑)

酸ヶ湯温泉36
~「冷の湯」~

④「打たせ湯」で3分

ワタシの大好きな打たせ湯~♪
なのですが、先ほどの「冷の湯」と、この「打たせ湯」は
共に浴室内の男性側にあり、一般の女性にはちょっと厳しいかも..って感じです
女性時間にお試しください
だって、打たせ湯ってタオル巻きや湯浴み着の場合
水の勢いでズレそうになりますから..
ポロり!なんて大変
”打たせ湯”のこの気持ち良さ、無防備なリラックス状態で楽しみたいですからね(笑)

酸ヶ湯温泉44
~「打たせ湯」~

⑤最後にもう一度「熱湯」で3分温まります

これを1セットで1日3回(慣れるまでの数日は2回)として
3日で1廻り、全部で3廻り
つまり9~10日の湯治を推奨していました

うんうん、とても効能ありそう~♪

6月ごろまで雪の残る八甲田の西麓の名湯”酸ヶ湯温泉”
一年のうちの半分以上が雪に閉ざされてきた秘湯
300年の歴史の中で酸ヶ湯温泉は
地域の人々にはなくてはならない体を治癒するための場であり
日頃の疲れの憩いの場、心の拠り所であったことでしょう
多くの人たちの手で守られてきた混浴・温泉文化を
ワタシたち一人一人の手でも大切に存続させていきたいですね

酸ヶ湯温泉39



みうたん☆クローバーZの混浴ログ♪

みうたんお気に入り度☆☆☆☆☆

【住所】 青森県青森市荒川南荒川国有林酸湯沢50
【☎︎】 017-738-6400
【入浴料】 600円
【入浴時間】 7:00~17:30
【定休日】 不定休(要確認)

【HP】 酸ヶ湯温泉HP


参考であり、変更もしくは過去のデータである恐れがありますのでご理解ください

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