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2017.06.27 復興にむけて
復興にむけて

logbook #256 垂玉温泉 山口旅館








垂玉 前11

2016年4月14日21時26分
何気なく自宅でテレビを見ていたワタシの目に飛び込んできたのは緊急地震速報
熊本を震源とする地震”震度7 マグニチュード6.5”
地震の直撃を受けた益城町の様子が映し出されていました

熊本はワタシ達も幾度となく訪れている大好きな場所
温泉の方は大丈夫かな~と心配したのを覚えています

でも、この時の地震は”余震”に過ぎず
二日後の4月16日の深夜1時25分に震度6強
マグニチュード7.3の本震が再度熊本を襲いました
これは阪神淡路大震災規模に匹敵するほどの規模
余震では耐えた家屋や建物も、多くが倒壊してしまいました

夜明けと共に、その被害の拡大が次々と映し出されます
加藤清正の築城した熊本城や歴史ある阿蘇神社の倒壊
何よりも数ヶ月前にワタシ達も渡った”阿蘇大橋”が山ごと崩落していたのには
ただただ言葉が出なかったです

被害に遭われた方へ改めてお見舞い申し上げます
今回の地震にての関連死は200名を超えました
重ねてご遺族の方々にもお悔やみ申し上げます

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~朝日新聞デジタルより~

とっさに頭の中に浮かんだのは垂玉温泉や地獄温泉の事
その後のニュースや情報から目が離せずにいました
地震大国である日本に住んでいる事、そして自然の恩恵を受けているワタシ達にとって
避けては通れない災害でした

2016年1月
熊本地震の3ヶ月前に訪れていた垂玉温泉 山口旅館
現在はなかなか進まぬ復旧作業のため休業中ですが
今のワタシに出来る事として
この温泉の素晴らしさをお伝えしようと思います

垂玉 前43

夜の山口旅館の玄関 老舗旅館の風情を感じます

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歴史を感じる外観に対して、玄関ロビーは現代風に改装されています

垂玉 前12

世界屈指のカルデラを持つ阿蘇
約27万年前から約9万年前までの間に4回にわたる巨大噴火を起こし
全方位に広がった巨大火砕流は九州全域を壊滅状態にするほどのエネルギーでした
その時に形成された見事なカルデラは南北25km、東西18kmの外輪山を持ち
中心部に中央火口丘である”阿蘇五岳(ごがく)”があります
その西斜面を流れる垂玉川の脇、阿蘇五岳のひとつ烏帽子岳(1337m)の中腹に古くから湧く
素晴らしい”いで湯”があります

阿蘇の標高667mにある渓流沿いの一軒宿「垂玉温泉 山口旅館」

江戸時代の文化年間(1804~1818)に200年以上前にこの地にあった「金龍山 垂玉寺」の修行者によって発見され
後の江戸末期に近隣の高森町より移り住んだ山口太八郎氏が初代温泉主となり湯治のための湯小屋を開きました
阿蘇カルデラから九十九折の車道を自費で開き、敷地を広くし浴舎を改築するなど徐々に作り上げられ、明治19年(1886年)に創業された130年の歴史を誇る老舗旅館☆現在の若旦那さんで8代目を数えます

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収容人数128名の規模を誇る山口旅館は
玄関のある本館をはじめ西館・東館・南館・別館に分かれ
共に総二階の古めかしさの残る館内
庭園のある敷地に一旦に出ると男女別の大浴場と茅葺屋根の男女別湯小屋がありました

ワタシ達の目的である混浴露天風呂「滝の湯」は玄関より出て少し歩いた先
目の前の金龍山のより流れ落ちる”金龍の滝”の滝壺近くにあります
立ち寄り入浴では敷地内のお風呂のみの使用なので
「滝の湯」へ入浴するためには宿泊が必須となります

山口後15

岩で固められた広めの湯船は温泉成分によって見事な色に塗られています
お湯はうっすらと濁りのあるお湯で少々金気臭を感じる単純硫化水素泉
源泉温度は52度なので、おそらく湯船に注がれる中で自然冷却されているのでしょう
湯加減は程よく体の芯から温めてくれます
ちなみに山口旅館の源泉は目の前にある”金龍の滝”の滝壺にあるとの事です

ここから車で2~3分登ったところにも有名な”地獄温泉 清風荘”があり
同じ温泉地と分類してもいいのではと思ったのですが
全く違う源泉を使用しているため別温泉地にしているそうです

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細かな湯の花がお湯に舞い”たまごスープ”の様

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長い歴史の中で彩られた湯船の岩

自然に積み重ねられた温泉成分のアートに目をやり
阿蘇の大自然の中、傍を流れる渓流と目の前の滝の音に耳をすませると
なんとも言えない贅沢感に包まれます
そんな風に多くの人の心を癒し続けてきた垂玉温泉が
今回の地震によって壊滅的打撃を受けてしまうなんて
この時は夢にも思いませんでした

震災直後は本館の玄関前にも多くの土砂が流れ込み
館内はもはや修復不可能な状態に
何よりも垂玉の目玉でもある混浴露天風呂の「滝の湯」は背後の山ごと崩れ落ち
金龍の滝ごと完全に土砂で飲み込まれてしまい
ワタシもニュースでその光景を見た時には愕然としました

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土砂災害
~タルタマブログより~

震災直後は温泉地までの道路が土砂により寸断され
山口旅館と地獄温泉の宿泊客・従業員67名が孤立していましたが
自衛隊のヘリにより救出される映像がニュースで流れていました
8代目の山口雄也さんも宿泊客に何事もなかった事がせめてもの救いだと話していました

地震から1年経った今でも、思う様に復旧作業は進まず
依然、宿に続く道路は不通のままだそうです
現在までは南阿蘇道路からの応急道路を利用し
ボランティアの方達と共に作業をしていましたが
9月までには本格的な復旧工事に入るため
完全に通行止めとなるそうです

山口後26

多量の土砂に埋もれてしまった混浴露天風呂の工事は現状では厳しいどころか
旅館という形で復活できるかわからないと山口さんは語ります
今後の資金面・雇用面のみならず、いつまた災害が来るかという危険性などの安全面など問題は山積みとの事
補助金のための事業計画書を作らなければならないそうですが
中身を考えるだけでも頭を悩ませているそうです

改めて自然の脅威の中では何もできないという事
その現実をまざまざと見せつけられました

垂玉 前35

しとしとと降る雨の中、夜の露天風呂もまた格別です

垂玉 前38

文豪の宿としても知られる山口旅館
1907年(明治40年)に与謝野鉄幹が当時学生だった北原白秋をはじめ
吉井勇、木下杢太郎、平野万里を連れて九州を回った際にこの宿を訪れ投宿し
のちに紀行文「五足の靴」を発表しています
1986年には野口雨情も宿泊するなど文人ゆかりの宿
玄関ロビーにも関連する資料が展示してありました
彼らもまた
この現状を知ったとしたら
さぞかし嘆く事でしょう

垂玉 前42

いつになるかはわかりませんが
どんな形であるにせよ
山口旅館が復活してくれる事を
ワタシは心から信じています

その時には
またこの地を訪れ
素晴らしいお湯を楽しみたいと思います

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みうたん☆クローバーZの混浴ログ♪

【垂玉温泉 山口旅館】
~2016.1.5訪問~

みうたんお気に入り度☆☆☆☆☆

【住所】 熊本県阿蘇郡南阿蘇村河陽2331
【☎︎】 0967-67-0006
【入浴料】 600円 混浴露天風呂"滝の湯”は宿泊者専用
【入浴時間】 11:00~15:00
【定休日】 不定休(要確認)

現在は熊本地震の影響で休業中

【HP】 山口旅館HP


参考であり、変更もしくは過去のデータである恐れがありますのでご理解ください

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