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2017.11.02 ジモ専??
ジモ専??

logbook #269 湯田中渋温泉郷 沓野温泉 くつの館








古くから草津街道の宿場町として賑わった湯田中渋温泉郷
江戸・上州方面と越後・北信を結ぶ最短ルートの信州側最後の宿場町として
湯治客だけでなく多くの商人や物資の往来で賑わっていました
また上州草津~湯田中渋温泉~善光寺詣という観光ルートとしても
古くから歓楽街として発展してきた温泉地です

くつの館1
横湯川に沿って多くの温泉旅館が軒を連ねる渋温泉

戦後まもなくの1947年にはGHQが軍の施設として
日本で初めてスキーリフトを設置し国内初のスキーリゾート開発された志賀高原
1998年の長野オリンピックではアルペンスキー・スノーボード競技会場にもなりました
その志賀高原の玄関口でもある湯田中渋温泉郷は
安代・角間・上林・地獄谷・渋・湯田中・新湯田中・星川・穂波・沓野をいう
10の温泉地からなる
まさに北信を代表する温泉郷のひとつです

沓野集落

その温泉郷の中心的温泉地のひとつ渋温泉と横湯川を隔てた丘陵地に静かな集落が
今回訪問した「沓野温泉」
渋温泉から見るその高台が靴の形に見える事で”沓野(くつの)”と呼ばれる様になったそうです
渋や湯田中の様に温泉宿が立ち並び賑やかな温泉街とは程遠く
昔ながらの住宅や歴史ある酒問屋が続く集落で現在は3軒の民宿があるのみ

ここ”くつの館”も民家の様な外観で
おそらく看板がなければ温泉宿とは分からない家庭的な雰囲気の民宿です
それでも1940年に建てられた入母屋造りの木造建築
重厚感たっぷりの存在感がありました
玄関先にはこの宿を見守る様にアイヌ犬が日向ぼっこしていました
「名湯に温泉犬あり」
これはなかなか期待できそう~

くつの館30
お気に入りなのかな?同じ色のお友達も一緒(笑)

玄関を入ると、やはり民家の造りそのままww
まるでおばちゃんの家に遊びに来た感じで「お邪魔しま~す」と廊下奥の浴室へ向かいます
「くつの館」には男女別の内湯があります
他のお客さんがいなければ、大抵「広めの男湯へご一緒にどうぞ」と
即席の混浴というか貸切状態で使用できます

ヒノキで作られた湯船と浴室床が
かけ流されている温泉によって
いい感じで経年劣化し温泉成分で色塗られていました

くつの館4

1818年(文政元年)に沓野村坪根川淵で泉源が発見されて
その泉温の高さから“熱の湯”と称された板葺き屋根の浴場が開設されたのが
この沓野温泉の始まりです
現在は渋温泉の熱の湯より引湯しているお湯は
やや濁りのあるなめらかなお湯
まだまだ肌寒い4月始めの上信にはちょっと熱めのお湯がいい☆
冷えていた体をじんわりと温めてくれます

内湯の扉から表に出て、これまた民家の庭の様なところを通って奥に進むと
小ぶりな混浴露天風呂がありました
女性内湯からもアクセスできます

こじんまりとした集落の中にある立地ゆえに
目隠しの柵に囲まれた露天風呂からの眺望はなし
むしろ近所の建物からは覗かれないかしら(汗)
お隣の茅葺き屋根がアクセントの借景となっていました

お湯は内湯に比べると温めですね

くつの館13

地熱の高い質の良いお湯を持つ湯田中渋温泉郷は
かなりのポテンシャルを持ちます
そもそも長野県は広大な面積を持ち
日本の屋根と言われる日本アルプスをはじめとした
数多くの名山に囲まれた地形
温泉が豊富な条件が揃っています

「環境省が作成したデータによる温泉ランキング」
これにはいくつかの部門があるんです

①源泉数ランキング
②湧出量ランキング
ここではどちらもダントツ1位なのが”おんせん県”大分県!さすがですね
しか~し!その他の部門が興味深い☆
③温泉地数
④温泉宿泊施設数
は共に第2位に急浮上!
⑤温泉利用の公共浴場数に至ってはなんと、ダントツの堂々第1位☆
地域の人に親しまれ、生活の一部として多くの人が温泉と慣れ親しんだ地域なんですね

くつの館16

混浴露天風呂のすぐ隣には東屋風の屋根の下に蓋のついた釜風呂が!
蓋を開けてみると今まで閉じ込められていた湯気が一気にもうもうと上がります
手を入れてみたらなかなかの熱湯...!
しっかり湯かきをして入浴します

内湯のお湯のように熱めのお湯がまたまたジワ~と体の芯を温めてくれます
4月だというのに粉雪の舞う湯田中の空の下
とっても気持ちがいい♪
なかなか素晴らしい五右衛門風呂ですよ

くつの館18

先ほど温泉ランキングでダントツ1位だった”温泉利用の公共浴場数”
確かにこの湯田中渋温泉郷にはかなりの数の公共浴場があり
”大湯”とよばれる浴場も一箇所の温泉郷の中に7つも存在します

ただこの湯田中渋温泉郷の興味深いところのひとつが
「鍵付き外湯」「鍵風呂」といった基本一般の観光客や訪問者入浴不可が多い点です
この様な共同湯の事を「ジモ専」と呼び
・地域の住民でない人
・組合に未加入の人
・鍵を持たない人
以上は原則入浴不可というローカルルールによって守られています
これは入浴を認められた人の”親戚”であっても入浴を許されないハードルの高さ
それでいて歴史ある湯田中渋の効能高きお湯
全国の温泉ファンにとっては、かなりのプレミア度高きお湯なのです

それでも最近になってその規制緩和を行ったのが渋温泉
”渋大湯”をはじめとした9つの共同湯のうち
9番目の”渋大湯”を日帰り共同湯として一般に開放☆
その他のお湯は”渋温泉の宿に宿泊した人のみ”に宿から鍵を借りる事で
"渋温泉外湯めぐり”が可能になりました
(宿の浴衣を着て湯めぐりのタオルを持つ事がルール)
苦労(九労)を洗い流し最後に渋薬師庵にて満願成就を願う
このスタイルで人気を博した湯めぐりになっています

それでも渋温泉以外の温泉地には
まだまだ門外不出の共同湯が数多くある湯田中渋温泉郷
”時代に媚びない地域密着の温泉”
そんなローカルスタイルも
多くの人々を惹きつける魅力の一つなのでしょうね♪

くつの館26
↑沓野温泉に舞う粉雪を舐めています(笑)

みうたん☆クローバーZの混浴ログ♪

【沓野温泉 くつの館】
~2016.4 訪問~

みうたんお気に入り度☆☆☆

【住所】 長野県下高井郡山ノ内町大字平穏1183
【☎︎】 0269-33-2048
【入浴料】 500円
【入浴時間】 12:00~16:00
【定休日】 不定休(要確認)

【HP】


参考であり、変更もしくは過去のデータである恐れがありますのでご理解ください

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