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2017.04.05 浅酌低唱?
浅酌低唱?

logbook #246 筋湯温泉 せんしゃく湯








”おんせん県”である大分県には別府、湯布院に引けを取らず
阿蘇くじゅう国立公園の雄大な景色と豊富な湯量を誇る温泉地があります
熊本県との県境に点在する素晴らしい温泉地
宝泉寺温泉
壁湯温泉
川底温泉
龍門温泉
湯坪温泉
筌の口温泉
長者原温泉
寒の地獄温泉
そして最大の温泉地である筋湯温泉
これらを総称し「九重九湯(ここのえきゅうゆ)」と呼ばれています
他にも温泉地はあるのですが”9”に拘ったのは”九重”だからでしょうね☆

せんしゃく湯4

”筋の痛みに効果がある”とされてきた名物「日本一の打たせ湯」を持つ、その名も文字通り”筋湯(すじゆ)温泉”
湯の発見は958年で温泉街としてスタートしたのは1658年と
実に1000年を超える歴史を持つ九重の山間にあるこの温泉では
現在28軒の旅館と4つの共同湯を楽しむことができます

温泉街を走る日田バスの筋湯温泉バス停を降りると「岩ん湯」「薬師湯」「うたせ湯大浴場」という3つの共同湯への表札が目に付きます
もともとは全て混浴だった共同浴場ですが、やはり時代の流れから浴室に敷居が作られたり時間制の男女別浴へと現在様変わりをしてしまいました
その中で唯一”混浴”スタイルを貫いている共同湯が「せんしゃく湯」....なのですが
先ほどの3つの共同湯の表札案内はあるものの一向に「せんしゃく湯」なる表札や案内図は見当たりません

以前来たことがあるというカレの記憶を元に
清風荘と辛川荘本館の間の細い路地を降りていきます
草の生い茂った路地、途中には廃墟とした辛川荘別館(かつて混浴あり)を通り川沿いの小径を進みます
この一画はまるでゴーストタウンのような静けさ...本当に共同湯は存在するの??
そんな心細い気持ちのまま進むと
茂みの奥に「せんしゃく湯」はありました

せんしゃく湯3

ただ安心できないのは施錠してあったり
もしかしたら湯船のお湯が抜かれていたりと不安が頭をよぎります
入り口のサッシに手をかえると音を立てながらすんなりドアが開き
うっすらと湯気をたたえた湯船がワタシたちを迎え入れてくれました♪

よかった~☆

せんしゃく湯17

湯小屋内は無機質な作りの印象で入り口が2箇所
脱衣所と浴室には隔たりのない一体型で
男女別?の意味なのか分かりませんが2つに分けられたロッカー
その間には休憩もしくは着替える時の補助用のベンチが作り付けられ
大きな曇り窓からはたくさんの光が注がれています
混浴初心者の女性にはハードルが高いですね

岩で組まれた湯船は5~6人が入ってもゆったりできる広さです
お湯は適温でとてもリラックスできました
同じ筋湯温泉の宝珠屋の無色透明無味無臭の単純泉とはちょっと違って
ほのかな金気臭を感じ、湯底やお湯の流れ出る排湯溝は温泉成分によって赤茶色に染められていました
なのでここは成分が濃い目なのかな?
ちょっと得した気分です☆

ただ違和感を覚えるのが、この静けさ...
もちろん立地的にも川沿いの茂みの奥にあるので喧騒とは無縁なのですが
あまり人の出入りする気配が感じられないというか...
でも埃や蜘蛛の巣があるわけでもない、ゴミが落ちているわけでもない
綺麗に清掃はされいるのです
なんとなく”活気”を感じられなかったのです

せんしゃく湯15

実はここに来る前の下調べの中で、理由はわかりませんが「せんしゃく湯は閉鎖中」的な情報を、たくさんのブログなどで拝見していたので
半ば駄目元で足を運んだワタシ達なので入浴できた事がラッキーというか不思議でならないくらいです
(訪問時2016年1月)
..もしや?現在は観光客用ではなくいわゆる”ジモ専”?に変わった?
...としたらゴメンなさいです...(汗)

本当にこの時は偶然にもラッキーだったようで
その後もネット上では”閉鎖”の情報が続いています


さて話は変わりますが
小松地獄などこのエリアの地熱は非常に高く
筋湯温泉近くにはモウモウと湯煙あげる「八丁原地熱発電所」があります

日本国内の地熱発電の歴史を紹介すると
岩手県の松川温泉近くの松川地熱発電所が国内初の本格的地熱発電所として有名ですが
大分県の取り組みは更に早く、すでに大正14年に温泉地・別府で太刀川平治博士が1.12kWの発電に成功していたそうです
その後1966年の松川、その翌年に大分の大岳発電所がそれぞれ操業し国内の地熱開発の牽引をする役割を担っていきます

ここ八丁原発電所1号機の操業は1977年、1990年には2号機も稼働するなど、日本は世界有数の地熱大国に成長していきます
更に2004年からは低温度域の蒸気・熱水での発電を可能とする国内初のバイナリー発電方式を成功させ
今や八丁原は国内最大の地熱発電所として活躍しています

現在の筋湯温泉の源泉は2003年8月に設立された「筋湯温泉供給株式会社」により供給されるもので
地熱発電所からの余剰温水が温泉街に送湯され使われています

せんしゃく湯16

そんな中、2004年に世間を賑わした「温泉偽装問題」では筋湯温泉の発電所より
送湯されるお湯にも疑惑が持ち上がります
確かに筋湯温泉の温泉を掘削しているのは地熱発電所側ですが
発電所で必要なのは温泉の”噴気”と”蒸気”であってお湯自体は必要ありません
その使わないお湯を温泉側と合意の上
使用しているのが筋湯温泉のお湯であり
れっきとした温泉な訳です
(源泉名 「八丁原地熱 熱水」75.7℃ ph6.4)
という訳で世を賑わした「温泉偽装」の誤解は難なく溶けました
もちろん安全性もしっかりと確保されていますので安心してくださいね

そのほかにも昔ながらの独自源泉や筋湯を流れる沢の水を噴気に当てて温泉にした源泉(「筋湯分湯組合」94.6度 ph7.6)を使用していますが、これを「造成温泉」と呼ぶそうです
「温泉法」による「温泉」の定義は”地中から湧出する温水や鉱水、及び水蒸気その他のガス”と定義してあるので
地中から噴出した水蒸気に水を入れることにより液体化した正真正銘の”温泉”なのです

有名な箱根の強羅温泉や仙石原なども、実は大涌谷の噴気による「造成温泉」の代表格☆
いろいろな温泉があるんですね~

せんしゃく湯13

ただ地熱発電開発による自然破壊や汚染問題
その影響による近隣の温泉の枯渇問題など
いろいろな事実や風評が混ざり混ざって広がっているのも事実だそうです

このせんしゃく湯の閉鎖に関しても
「お湯が枯渇した」や「温度が下がった」などの
様々な噂も飛び交っています
今回はラッキーにも入浴できたことに感謝したいと思います

混浴や温泉を取り巻く環境には
後継者問題や高齢化問題だけでなく
様々なものがあるんだと
「せんしゃく湯」に浸かりながら考えてしまいました

浅酌(せんしゃく)とは”ほどよくお酒を飲むこと”の意味
温泉街から川辺に降りた静かな立地のこの湯小屋
まさに静かにお酒を嗜みながら
ゆっくりとお湯に身を鎮める...
いいですね♡

未来永劫
どんな形になっても
存続の道を歩んで欲しいと
心から願います

せんしゃく湯20

朗報!
本日(2017.3.31)に九重観光協会へ問い合わせたところ
やはり「ジモ専(地元の方専用)」になっていたそうです


とりあえず一安心...
ぜひ地元の方のご好意で入浴させてもらえるチャンスがあるかも!ですね




みうたん☆クローバーZの混浴ログ♪

みうたんお気に入り度☆☆☆

【住所】 大分県玖珠郡九重町湯坪
【☎︎】 0973-73-5505
【入浴料】 300円
【入浴時間】 7:30~21:00
【定休日】 閉鎖中?(要確認)

【HP】 筋湯温泉HP


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筋に効く温泉?

logbook #245 筋湯温泉 宝珠屋








”おんせん県”として日本一の源泉数と湧出量を大々的にアピールする大分県☆
「別府温泉」や「湯布院温泉」はまさにその代表格として、全国にその名を馳せます
でも”おんせん県”のポテンシャルはそれだけではありません
熊本との県境にまたがる”阿蘇くじゅう国立公園”エリアにも
まだまだ実力派の温泉が数多く点在しています
そして混浴の宝庫としても知られています

筋湯宝珠屋6

美しく雄大な”阿蘇くじゅう国立公園”の中枢をなす山塊のひとつである九州本土最高峰の中岳や久住山
そこから少し離れた玖珠富士や小国富士で親しまれる”涌蓋山(わいたさん)”
その山麓標高1000mの山峡に湧出する温泉が「筋湯温泉」です

近くにはもうもうと迫力ある湯煙のあがる”八丁原地熱発電所”や
荒々しく湯気を吹き上げ蒸気を噴出する不気味な熱泥地帯”小松地獄”があるなど
高い地熱地域にある温泉地にやってきました

筋湯宝珠屋4

筋湯宝珠屋8

明治創業の老舗旅館「宝珠屋」
筋湯の温泉街の中でも比較的新しくリニューアルされた宿のひとつ
鉄筋4階建て全29室120名を収容できる温泉ホテルで
ロビーを始め館内も綺麗な作りになっていました

男性内湯、女性内湯、女性露天風呂の他
3つの貸切風呂(岩風呂・ひのき風呂・蔵石風呂)、そして混浴露天風呂があります
脱衣所は男女共用となりますので、混浴初心者の女性には少しハードルが高いかな?
脱衣所を出て階段を降りると露天風呂へアクセスできますが、その時に上から様子を覗くことができます。
なので先に誰が入っているか確認できますよ☆
ただ逆を言えば無防備に入浴していると、上から覗かれることも考えられるのでご注意を(汗)

写真右奥が脱衣所からの階段になります

筋湯宝珠屋12

混浴露天風呂の湯船は2つ
上段にヒノキの湯船「恵比寿風呂」と低いところに「岩風呂」があります
どちらも更に2つの仕切られていました
ヒノキ風呂の小さい湯船には湧出口から源泉がかけ流されていて熱め
大きい方はちょうどいい適温のお湯でした☆

源泉温度58~63℃無色透明のお湯は”単純泉のナトリウム-塩化物泉”
癖のない優しい滑らかな肌触りで、とてもリラックスできます
ヒノキ風呂には屋根も付いているので紫外線も気にせずゆっくりと湯浴みを楽しめますよ♪

筋湯温泉の「すじゆ」ってなかなかのユニークなインパクトのあるネーミングですよね☆
この温泉街には共同湯が4箇所あります
◻︎うたせ湯
◻︎岩ん湯
◻︎せんしゃく湯
◻︎薬師湯
そのひとつ”うたせ湯”は筋湯温泉の代名詞とも言える共同湯になります
”うたせ大浴場”の2mの高さより落ちる湯は18本もあり
”日本一の打たせ湯”として”筋肉をほぐす湯”として知られています
肩や腰など患部に直接当てることでスジやコリなどの病に効く事から「筋湯(すじゆ)」と呼ばれるようになったそうです

筋湯宝珠屋19

開湯は古く985年と実に1000年以上の歴史を誇る筋湯の湯
温泉地として整備され始めたのが1658年
現在は27件の旅館、ホテルが点在する温泉街として
長い間、地域の人々に愛され
多くの観光客や湯治客を受け入れています

明治30年と昭和24年の2回、この温泉街は大火に見舞われます
その度に温泉街の殆どが消失したそうです
特に昭和の大火は戦後間もなくということもあり
その復興には地元の人々の多大なる労力が費やされたと聞きました
なので今でも温泉街が賑わっている背景には、数々の試練を乗り越えた
地元を愛する人たちの思いが込められているのです

下段にある岩風呂はヒノキ風呂からのお湯をオーバーフローしているようで
少し温めのお湯でした
長湯するにはいい湯船だと思います☆

他にもうひとつ奥に”サウナ風呂”という岩組された板張りのサウナがあります
...閉所恐怖症のワタシはパス...(汗)

この日も終始貸切状態だった混浴露天風呂
静けさの中に山々の息吹を感じながらリラックスした時間を過ごす事ができました
少し背伸びをして生垣の向こうを覗くと
筋湯の静かな温泉街を見る事ができます
まだまだこのエリアには
このようなポテンシャルが高く質の良い温泉が点在していると思うと
心からワクワクしてしまいます♪

筋湯宝珠屋20



みうたん☆クローバーZの混浴ログ♪

みうたんお気に入り度☆☆☆

【住所】 大分県玖珠郡九重町湯坪638
【☎︎】 0973-79-2529
【入浴料】 500円
【入浴時間】 12:00~16:00
【定休日】 不定休(要確認)

【HP】 名水の宿 宝珠屋


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2017.03.18 小さな灯火
小さな灯火

logbook #244 新川渓谷温泉郷 安楽温泉 佐藤旅館









鹿児島最古の温泉と謳われる温泉地が点在する「新川渓谷温泉郷」
あまり耳慣れない温泉名でしたがこの温泉郷に含まれる”妙見温泉”や”日当山””塩浸”と聞けばピンときます
天孫降臨の高千穂峰、瓊瓊杵命(ニニギノミコト)を主祭神として祀る霧島神宮からほど近く
深い渓谷に囲まれたロケーションに霧島の岩清水を集め流れる天降川(あもりがわ)の清流沿いに
個性豊かな小温泉が点在している温泉地です

安楽佐藤旅館1

鹿児島空港からは比較的アクセスも良く
とても空港の裏手にあるとは思えない静かなロケーション
山々に囲まれた狭い谷を貫く様に国道223号線と天降川が並行する場所
数軒の宿が肩を寄せあう様に「安楽温泉」はありました
今回の目的の宿は「佐藤旅館」
一見普通の民家にしか見えない宿で
看板がなければ間違いなくスルーしてしまう外観
でも、ここに多くの人たちを魅了し続けてきた素晴らしいお湯があるのです

安楽佐藤旅館22

~鄙びた雰囲気を醸し出す雰囲気~

玄関先で「こんにちは~」と声をかけても「シ~ン...」
でも明らかに奥の居間の方からはテレビの音が聞こえる
再度「こんにちは~」と大声で言ってみると「は~い」と高齢の女将山が登場
とても和かに対応してくれます
「上が300円で下が200円」.....んっ?上?下?
よくわからないので大浴場と伝えたら「上ですね」との事
これまた穏やかそうなご主人に案内されたのが建物奥の浴室
なだらかな山の傾斜に建てられた湯小屋
なるほど...母屋にあるであろう内湯からみると
確かに高いところにあるから”上の方”なのですね(笑)

早速男女共用の脱衣所で準備をして浴室のサッシを開けます

安楽佐藤旅館9

おお~♪
想像をはるかに超える大きな湯船で10人以上はゆっくり浸かれそう☆
何より特徴的なのがじゃんじゃんとお湯を吹き出す噴泉塔のような湯口
その姿はまさに火山の多い鹿児島を象徴する様な噴火の様で
見事な円錐形は、まさに富士山もしくは開聞岳を思わせます
この宿の豊富な湯量があることを伺い知れます

なんでもご主人の話では、これでもバルブで調整し抑えているとの事
でなければ余裕で天井の高さくらいまで吹き上がるほどだそうです

青みがかって見えるお湯はナトリウム・カルシウム・マグネシウム炭酸水素塩泉
源泉温度は51.8度 ph6.3の柔らかなお湯
大絶賛したくなるほど肌にしっくりと馴染むお湯
いつまでも抱かれていたい気持ちにさせてくれます

安楽佐藤旅館24

安楽佐藤旅館10

でもそれはお湯の効能だけではなく、この浴室全体の雰囲気もあると思います
宿の歴史の時を刻む様に温泉成分に塗られたモルタルの湯船や板張りの壁
高く取られた湯気抜き天井と薄っすらとにコーティングされた洗面器類
混浴のみならず、温泉ファンには垂涎モノの光景ではないでしょうか♡

そんな至福の時間を過ごす安楽温泉「佐藤旅館」
この大浴場には”寝湯”もあり”打たせ湯”も完備される充実ぶり
ついつい長湯してしまうほどの居心地の良さです

新川渓谷温泉郷は鹿児島県内でも最古の温泉としても知られています
開湯は平安時代とも言われますが
イザナギとイザナミが登場する神話の中でもこの地の温泉が登場したり
幕末には西郷隆盛が戊辰戦争で負傷した傷を癒した「日当山温泉」には
今でも”西郷どん湯”という宿が残ります
坂本龍馬は「薩長同盟」を実現した直後”寺田屋事件”で負傷しますが
薩摩藩の勧めもあり傷を癒し静養するため
おりょうを連れてこの地を訪れています。
日本初の新婚旅行と言われていますね☆
特に「塩浸温泉」には20日間も逗留したそうですよ

安楽佐藤旅館16

このように古くから鹿児島の奥座敷として栄えてきたこの「安楽温泉」のある新川渓谷温泉郷
今の様に交通も道路も整備されない時代には
湯治客の荷物を背に担いで湯治場に同行する”強力(剛力)”という商売もあり
その殆どが女性だったというから驚き☆
彼女たちはいくつもの山を越えていたのでしょうね

そんな安楽温泉も次第に時代の波とともに衰退の一途を辿ります
20年ほど前には10軒ほどあった自炊宿も次々と廃業し
川ぞいにあった共同の打たせ湯や生産者直売の野菜売り場も姿を消していきました

安楽佐藤旅館27

現在では安栖チエという自炊宿は世代交代により
立派なペンションに変わり異色を放っている他は
”さかいだ温泉””みょうばん湯””鶴の湯””本家しお湯”の4軒のみ
その中で混浴可能なのは”しお湯”の打たせ湯と”みょうばん湯”の露天のみとなっています

そして、今回ご紹介した「佐藤旅館」も高齢化と後継者不足により
遂に廃業してしまいました

この至福の混浴内湯にもう入ることができないと思うと、とても残念でなりませんが
長い間、この宿を切り盛りしてくださった女将さんとご主人に”お疲れさま”と感謝の気持ちを伝えたい思いでいっぱいです

決して表舞台には立つことのない”小さな灯火”
その灯火は多くの人たちの生活になくてはならないもの
まだまだ全国には素晴らしい宿がたくさんあると思います
今のワタシにできる精一杯を
このブログでこれからもお伝えしていきたいと思います

安楽佐藤旅館20



みうたん☆クローバーZの混浴ログ♪

みうたんお気に入り度☆☆☆☆☆

【住所】 鹿児島県霧島市牧園町宿窪田4151
【☎︎】 0995-77-2230
【入浴料】 300円
【入浴時間】 10:00~18:00
【定休日】 廃業

【HP】


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2017.03.09 薩摩の名湯♪
薩摩の名湯♪

logbook #243 霧島温泉 硫黄谷温泉 霧島ホテル









新たな日本の夜明けを目指し
幕末に活躍した志士を何人も輩出した薩摩藩
関ヶ原の戦いにおいては
敗れた西軍につきながらも敵中突破の敗走劇の末
徳川家より60万石の本領安堵を許された島津藩など
見えない強力なシーズドで守られているかのような
不思議なパワーを秘めた”サウスブルー鹿児島”

ここは日本有数の巨大カルデラをいくつも持つ火山エネルギー豊富なエリア
過去歴史を振り返ってみても、全てはその未知なるエネルギーが源なのかもしれません

そんな鹿児島を代表する温泉地のひとつをご紹介します☆

皇室の祖先神である天照大神(アマテラスオオミカミ)が
自らの孫の瓊瓊杵命(ニニギノミコト)を神々の住む高天原から地上に降臨させ
統治させた”天孫降臨”の神話の舞台である高千穂峯や
瓊瓊杵命を主祭神として祀る霧島神宮からほど近くにある「霧島温泉郷」は
大小9つの温泉地からなる標高600m~850mの温泉地
あちこちから湯煙をあげる景色は
まさに火山のエネルギーを五感で感じることができます

霧島ホテル12

霧島連山の中腹に位置する霧島温泉郷”硫黄谷温泉”
その一軒宿「霧島ホテル」にやってきました☆
超大型観光ホテルの外観、客室数は95室を誇り
30万坪の敷地には約3万本の100年杉が林立する庭園を持つ
非常に大きなホテルです

霧島ホテル最大の魅力はなんといっても
温泉通には有名な大型スパのような施設「硫黄谷庭園大浴場」
しかもワタシ達にとって嬉しい”混浴”♪
早速チェックインを済ませお目当の大浴場へ進みます

霧島ホテル14

霧島ホテル13

女性ゾーンからお湯に浸かった状態で混浴ゾーンに進むと
そこに広がるのは予想を遥かに裏切る程の迫力ある大空間
池?プール?と錯覚させるほどの湯船は
奥行きが25mもあり、中央部の一番深いところで1.4m(ワタシが水没しそう...)
中央部からは高い天井目がけて自噴泉の様に源泉が噴き出しています

ただただ圧巻の大浴場!

大きな「立ち湯」の湯船を囲む様に大小の東屋があり
そこには更に7つもの泉質の異なった湯船も用意されています

img_spa.png

◻︎たち湯(大きな湯船) 硫黄泉 打たせ湯もあり
◻︎赤松風呂 硫黄泉
◻︎ひのき風呂 明礬泉
◻︎黄金風呂 唯一の鉄泉
◻︎明礬風呂 明礬泉
◻︎長寿風呂 硫黄泉
◻︎寝湯 硫黄泉

更に男性ゾーンには3つの湯船とサウナ
女性ゾーンには8つの湯船とサウナがあり
まさに温泉天国状態!

霧島ホテル19
~ひのき風呂~

全てのお風呂には溢れんばかりのお湯がどんどんかけ流されています
「霧島ホテル」には4つの泉質と14の源泉があり
1分間にドラム缶50本分の湯量を誇ります
よくわからないけど凄そう~

立ち湯では深さがあるために座ることができないので
ゆったりと落ち着くには、お気に入りの湯船を見つけて
湯浴みを楽しむと良いでしょう

混浴ゾーンには女性専用時間もありますし
そもそもこの広さですから
殿方達がいても湯気があるし距離もあることから
よほど挙動不審な人がいなければ気にならないと思います
もちろんタオル巻きOkです☆

霧島ホテル29

これだけ近代的な大型観光ホテルの「霧島ホテル」
実は歴史も深い由緒ある宿なんです♪
硫黄谷温泉の発見は1714年
その後の1861年に創業されたのがこの霧島ホテル
硫黄谷唯一の宿になります

過去には坂本龍馬夫妻をはじめ
犬養首相、与謝野鉄幹・晶子夫妻も訪れた
歴史ある老舗旅館

今ではこの「庭園大浴場」のような現代のニーズあわせた施設を作ったり
近代的な観光ホテルに生まれ変わっているので
そんなに歴史のある宿とは思えませんでした
そして現代では廃れつつある”混浴文化”を守っている事など
この宿の柔軟な経営方針が伺えます

通常であればこれだけの規模の温浴施設の場合
”水着着用”が義務付けられるスパが多い中で
男女が正装で開放的に楽しめる温泉は他にはなかなかなく
かなりの希少価値のある宿だと思います

不思議なパワーの秘められた薩摩の地
そこに湧き出る火山エネルギーの温泉で
ワタシもしっかり充電完了です!

霧島ホテル25




みうたん☆クローバーZの混浴ログ♪

みうたんお気に入り度☆☆☆☆☆

【住所】 鹿児島県霧島市牧園町高千穂3948
【☎︎】 0995-78-2121
【入浴料】 1,000円(3歳~12歳 500円)
【入浴時間】 11:00~18:00 (年末年始は~15:00)
【定休日】 不定休(要確認)

【HP】 霧島ホテルHP


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九州最南端の混浴

logbook #242 鰻温泉 民宿うなぎ湖畔









鹿児島県指宿(いぶすき)市は薩摩半島最南端にある町
薩摩富士と呼ばれる開聞岳が悠然とそびえ
南国らしいパームツリーが立ち並びます
開聞岳の麓には一面に菜花畑が広がり何とも風光明媚な景色を楽しめます

指宿市のある薩摩半島は国内でも有数の地熱地帯で
指宿(いぶすき)という名前も、古くは「湯豊宿(ゆぶじゅく)」と呼ばれ
市内どこを掘っても1mほどで温泉が湧くほど湯量豊富を誇り
源泉は800ヶ所と驚きの多さ!
という事は子供達が砂場で砂遊びをしていたら温泉が湧くって事??
まぁ1mも穴を掘る気合の入った子供もいないでしょうけど(笑)
指宿名物のひとつが”砂むし風呂”というのも頷けますね☆

うなぎ27

今回お邪魔したのは指宿の海岸線から少し山あいに入った”鰻(うなぎ)池”という
周囲4.2kmほどの小さな湖(流入出する川がないので正式には”水溜り")の
北東部にある小さな集落の中の温泉地「鰻(うなぎ)温泉」
歓楽的な要素は一切なしの湯治場です

その中で唯一混浴のある「民宿うなぎ湖畔」にやってきました
ロケーションも”鰻池”を見張らせる素晴らしい高台にあり
館内も清潔感のある綺麗な宿です
さっそく受付を済ませ混浴の露天風呂へ♪
一旦外に出て進んだ通路の先で
男女別の脱衣所に分かれます

この宿の露天風呂は写真でもお分かりの通り
露天風呂の真ん中で男女を隔てる塀があり
湯船の先端で”かろうじて”行き来ができるような仕組み
いわゆる”半混浴”の露天風呂☆
脱衣所を出た時は一瞬別浴かと勘違いしますが
知らずに無防備に”いい景色~”って前に進みすぎると
待ち構えている(笑)殿方の目に正装を晒すはめになりますのでご注意を
逆に言えば、殿方が意図的に覗こうとしなければ
まず見られることはないと思います

うなぎ38

お湯は少々濁りがあり、白い湯の花が舞っています
男女の境目のところにある湧出口の岩は
真っ白な温泉成分で見事に塗られていました
宿のHPにはアルカリ単純泉と表記されていましたが
鰻温泉自体は”硫化水素泉および単純温泉”との事
白い温泉成分や湯の花から見ると硫黄を含んでいますね

湯加減は人が入っていなかった事もありますが結構熱めのお湯でした
鰻温泉の源泉温度を調べたら88.8℃!
地味な静かな集落の温泉地だけに
その地熱パワーのギャップに驚きでした

うなぎ37

うなぎ35

開湯は近くの山川という小さな漁村の僧である
盈寿(えいじゅ)が開発の祖といわれ
その記述が江戸時代後期の書物に記されています
1874年(明治7年)には西郷隆盛も一ヶ月ほど湯治で滞在したそうです
ちなみにフーテンの寅さんも34作目で
この地を訪れました(笑)

集落のあちらこちらから噴気のあがる鰻温泉
5500年前の阿多カルデラに関連した火山活動でできた鰻池
その地熱エネルギーを古くから地域の人たちは
生活の知恵として取り入れています
”スメ”と呼ばれる釜戸がどの家庭にもあり
これは地熱による天然の蒸気を利用したもの

煙がこもることを鹿児島弁で”すもる”といい
これがさらに鈍って「スメ」となったそうです
この地域の人々にとって自然エネルギーは古くから
日常生活の中で必要不可欠だったのですね

うなぎ47

それにしても”鰻(うなぎ)温泉”というネーミング
めちゃユニークですよね
てっきりうなぎのニュルニュルのように
アルカリが高いお湯なのかな~と思いました

まぁ当然すぐ横にある”鰻池”が由来となっている事は間違いなし!
つまり”うなぎ”がたくさん捕れるから!
...という事でもなさそうです
流出入する河川がない”水溜り”である鰻池
当然、天然のうなぎは生息していなくて
1912年ごろから活性化のためにうなぎの養殖をしたそうです
...が、1996年に後継者不足問題と水質悪化により終了に至ります

この鰻池に伝わる伝説では
その昔、鰻池の水を利用して水田を造ろうと
池の畔で開削工事を始めたところ、池の底から大ウナギが現れ
開削した場所に横たわり水が流れ出るのを塞いでしまったそうです

村人がこれでは邪魔と切り裂いたところ
大ウナギは片身のまま池に逃げ
そのまま池に生き続けたと語り継がれています
そこから”鰻池”と名前がつき
”鰻温泉”になったのが正解のようです

うなぎ41

1月でもポカポカ陽気の指宿
静かな温泉地で湧き上がる
火山の国のエネルギーを感じることができました
みなさんもぜひ国内最南端(離島を除く)の混浴温泉で
心ゆくままに静かな集落のローカリズムを満喫しましょう♪


みうたん☆クローバーZの混浴ログ♪

みうたんお気に入り度☆☆☆

【住所】 鹿児島県指宿市山川成川6526
【☎︎】 0993-34-1954
【入浴料】 300円
【入浴時間】 8:00~20:00
【定休日】 不定休(要確認)

【HP】 民宿うなぎ湖畔HP


参考であり、変更もしくは過去のデータである恐れがありますのでご理解ください

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